いつまでも輝く女性に ranune
いまや大人気の“プロテイン”に潜んでいるリスク「将来、透析が必要になるかもと言われた」「毎日4〜5杯飲んだらしょっちゅう下痢に…」

いまや大人気の“プロテイン”に潜んでいるリスク「将来、透析が必要になるかもと言われた」「毎日4〜5杯飲んだらしょっちゅう下痢に…」

◆ねずみの死骸や虫の混入事件も勃発

筋トレおじさんが[プロテイン中毒で体を壊す]の深刻な事情
 さらに’25年1月、アメリカで衝撃的な報道がなされた。なんと植物性のプロテインから、カドミウムや鉛、銅といった重金属が検出されたのだ。前出の織田氏は語る。

「カドミウムはイタイイタイ病の原因物質、鉛は神経毒性や認知機能への影響が知られています。日本でもねずみの死骸や虫などの混入が報告されていますね。プロテインはインフルエンサービジネスと相性が良く、粗悪な商品が高値で売られているのも珍しくない。大手やコンビニ商品であっても原料や流通経路次第では危険です」

 飲む以前の段階から危険が潜むプロテイン。では、どう向き合っていくべきなのか。

「どうしても使わざるを得ない人は、乳糖をろ過して高純度のタンパク質だけを使ったアイソレート(分離型)を選ぶと安心。人工甘味料や添加物の有無などもきちんと確認しましょう」(織田氏)

 良薬も過ぎれば毒となる。タンパク質の過剰摂取に要注意だ。

◆プロテインで痛めた内臓を休める方法は?

筋トレおじさんが[プロテイン中毒で体を壊す]の深刻な事情
織田氏が愛用するハーブティー。腎臓にはタンポポの根を焙煎したものなど、効果効能はさまざまだ
 プロテインの過剰摂取によって痛めた内臓を回復するには、どうすればいいのか。織田氏が実践するのがハーブ療法だ。

「現代人の偏った食生活やプロテインを飲む習慣により、体内には重金属や有害物質が溜まり、それを脂肪が包んで内臓脂肪と化している場合もあります。それらを取り除くには毒出しが肝要。私はハーブ(薬草)を使ったファスティングをおすすめします」

 織田氏が留学し、博士号を取得したフランスは、ハーブ大国。文献を読み漁り、具体的な手法へと落とし込んだ。

「月に一度、4日を目安にファスティングをするのですが、その目的は消化や代謝に酷使している臓器を休ませ、修復や解毒させること。腸、肝臓、腎臓といった順番で月ごとに“治したい臓器”を選んで、それに合ったハーブティーやジュース、汁物を口にするのです。固形物を避け、液体でのみ栄養を摂取するのですが、この期間は糖質ではなく脂質をエネルギー源にするケトジェニック状態にするのも肝で、ボーンブロススープや鯛のあら汁などが理想的。一日3回、脂質をしっかりと摂るので空腹感は皆さんが想像しているほど辛くはないはず。逆に、日本でよく聞く酵素ジュースを使ったファスティングだと血糖値が急激に上がる血糖スパイクや、その後に辛い低血糖状態を招きかねないので間違えないように」

 フランスでは16世紀から受け継がれてきたというハーブ療法。健康状態を見直したい人は、挑戦してみるとよいかも。

【薬草研究家・織田 剛氏】
早稲田大学卒業後、一橋大学院を経てフランス留学。薬草を使った民間療法に出合う。著書に『4日で若返る「毒出し」のトリセツ』

【医師・井上裕章氏】
東京大学医学部卒。外科医として研鑽を積み、’22年に美容外科医に転身。六本木に「veary clinic」を開業、院長を務める

取材・文・撮影/週刊SPA!編集部 図版/ミューズグラフィック

―[筋トレおじさんが[プロテイン中毒で体を壊す]深刻な事情]―

配信元: 日刊SPA!

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