
アートに触れる、注目のスポット。
ソウルは、今やアジアを代表するアートの街。毎年行っても飽きません。2022年からは国際的なアートフェア「フリーズ・ソウル」が開催され、フランスの国立現代美術館『ポンピドゥー・センター』の海外分館ができるというニュースも話題です。また、2017年にオープンした国際的なアートギャラリー『ペースギャラリー ソウル』や、現代美術に力を入れている『国立現代美術館 ソウル館』、学校の建物をリノベーションした『ソウル工芸博物館』も見応えがあります。ほかにも気になる美術館があり、ここ数年でアートの幅が広がっている印象です。さらに、プランには入りませんでしたが『一民美術館』や『ソウル市立美術館(SeMA)』もおすすめ。特に、高級住宅街で最先端のギャラリーや美術館が集中している漢南洞エリアに注目しています。梨泰院からも歩ける位置にあり便利です。
My Seoul Trip Planナカムラクニオさんの1泊2日ソウル旅プラン。
1日目
11:00
仁川国際空港到着後、景福宮エリアのホテルに荷物を預けて漢江鎮駅へ。
13:00
ベーカリーカフェ『パッション ファイブ』(패션5)でランチ。
15:00
『リウム美術館』(리움미술관)へ。ミュージアムショップ『リウムストア』(리움스토어)でグッズを購入する。
17:00
ソウルに進出したメガギャラリー『ペースギャラリー ソウル』(페이스갤러리 서울)に立ち寄る。
20:00
夜ごはん。創業100年を超える老舗『里門ソルロンタン』(이문설농탕)へ。
2日目
9:00
ホテル周辺のローカルな店で朝食。大盛りの牡蠣クッパをいただく。
10:00
光化門広場にある韓国最大の書店『教保文庫』(교보문고)へ行き、最新情報をリサーチ。
11:00
安国エリアに移動し、『アラリオミュージアム・イン・スペース』(아라리오뮤지엄 인 스페이스)へ。
13:00
『国立現代美術館 ソウル館』(국립현대미술관 서울)で展覧会を観た後、美術館内のカフェ『テラロサ コーヒー 国立現代美術館ソウル店』(테라로사 국립현대미술관서울점)でランチ。
15:00
骨董品や工芸品の店が並ぶ仁寺洞を散歩。『ソウル工芸博物館』(서울공예박물관)とライブラリーに立ち寄る。
17:00
韓屋造りの『伝統茶院』(전통다원)へ。五味子茶と韓菓を満喫。
19:00
空港リムジンバスで仁川国際空港へ移動、帰国。

ナカムラクニオ美術家
なかむら・くにお/東京・荻窪でアトリエ『6次元』を主宰しつつ、アートや工芸に関する本を執筆。長野・諏訪と石川・輪島の古民家を自ら改装しながら、漆を栽培している。趣味は美術品の収集と世界の本屋巡り。著書に『こじらせ美術館』(ホーム社)など。
illustration : Mayumi Kawahara edit & text : Wakako Miyake cooperation : Hikari Matsuo
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TRIP TO SEOUL / ひとりでも、韓国・ソウルへ。&Premium No. 146
活気とスピード感に満ち溢れ、何度でも訪ねたくなる街、韓国・ソウル。もちろんその熱気に包まれる体験も大きな魅力ですが、歩く速度を緩めて街を眺めてみると、山に抱かれた美しい景色や歴史を感じる名所だけでなく、思いがけないところに、静けさを湛えたエアポケットのような場所があることに気づきます。今号の特集は、「ひとりでも、韓国・ソウルへ」。おもな案内人は、ソウルで Better Life を送るローカルのみなさんです。静謐な早朝散歩、地元で愛される食堂や喫茶店、市場の路地裏、精緻な工芸や日用品を扱う店、個性的な書店や美術館......。暮らす人たちのように“ふだんのソウル”に触れてみてください。
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