いつまでも輝く女性に ranune
「婚活がうまくいかない人」に共通する発言とは。自分を客観視できていない“無自覚な高望み”に要注意

「婚活がうまくいかない人」に共通する発言とは。自分を客観視できていない“無自覚な高望み”に要注意

◆“中の中”女性を「かわいくない」と却下

 竜太郎さんが唯一掲げている条件は「30代前半」ということですが、5歳~10歳も自分より若い女性に限定していることになるので、この時点でけっこうハードルが上がっています。

 また竜太郎さんのように恋愛から遠ざかっている人の“あるある”なのですが、“普通”と言いつつも女性のビジュアル(主に顔)は、平均より上を求めているというのはよくあるケース。

 プライベートではあまり女性と接する機会がなく、テレビやネットに出ている女優やモデルに見慣れてしまうと、世の中のリアルな平均がわからなくなってしまうからです。

 特にテレビなどでイジられキャラになっているアイドルは、世間的にはかなり上位のビジュにもかかわらず、「かわいくない」と雑な扱いを受けることもあるため、視聴している男性は感覚がマヒしてしまうことも……。

 実際、竜太郎さんに何十人かの女性の写真を見せ、彼の恋愛対象となる「普通」の女性をピックアップしてもらったところ、“中の上”以上の見た目の子を選んでおり、“中の中”レベルの女性は「かわいくない」と却下していました。

 明らかに“普通”の基準が高めにズレていたというわけです。

◆“普通”の年収として条件は「500万円」

 ミチルさんにも何十人かの男性の写真を見せたことがありました。「普通」の男性をピックアップしてもらったところ、彼女はきちんと世間的に“中の中”のルックスの男性を選べていたのです。

 そんなミチルさんは年収も“普通”でいいとおっしゃっていたので、具体的な金額を聞いたところ、「500万円あればOK」とのこと。ここがミチルさんの“普通”の基準が高めにズレていたポイントでした。

 転職サイト『doda』が発表した、20歳~65歳までの登録者(2023年9月~2024年8月期間中)の年収データによると、男性の年収の平均値は「481万円」。

 平均値で見るとミチルさんの“普通”はそこまでズレていないように思えるかもしれませんが、婚活市場で現実的に重視されるのは平均値ではなく中央値。

 同データで男性の年収の中央値は「420万円」のため、ミチルさんの希望する「500万円」がかなり高めにズレていることがわかります。

 さらに言うと、経済力と性格の良さを兼ね備えた“優良物件男性”ほど、20代のうちに結婚しているケースも多く、婚活市場からどんどん抜けていっているのが実情。

 ですからミチルさんと同世代の30代で、年収が500万円あって性格もまともとなると、だいぶ“高め”を狙っていたことになるのです。

配信元: 日刊SPA!

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