旭川市・旭山動物園の動物焼却炉に妻を遺棄したとして任意聴取を受けている同園の30代職員は、営業時間外の夜間に数時間にわたって燃やしたと供述しているが、警察の捜査で遺体は発見されていない。本当に焼却したのか。

「850度以上じゃないと全然焼けません。炭化するだけです」
「動物専門の焼却炉ということで、痕跡なく焼却することが可能というふうに言われていますが、実際そのあたりはどうなのか。専門の動物用焼却炉を取材しました」と、「THE TIME,」(TBS系)の司会・安住紳一郎アナは2026年4月30日放送の「関心度ランキング」コーナーで取り上げた。
動物専門の葬儀会社の理事長はこう話している。クマなどの大型動物などに使用する焼却炉は「温度は設定してあって、うちの場合は900度から950度で、バーナーで焼くんです。850度以上じゃないと全然焼けません。炭化するだけです」
「夕方から翌朝まで焼いてもお骨はありました。100時間でも一緒だと思います」
骨まで焼けてなくなってしまうのか。焼却は通常は1時間ほどだが、タイマーをセットするのを忘れ、12時間以上焼いてしまったことがあった。「夕方から翌朝まで焼いてもお骨はありました。100時間でも一緒だと思います」ということで、長時間・高温でも骨がなくなるまで焼くのは難しいという。
「営業時間外とはいえ、誰にも気づかれずに燃やすことができるのか」という番組視聴者からの指摘はもっともだ。
江藤愛キャスターは「旭山動物園はあす(5月1日)に営業を再開する予定だということです」と伝えた。再開しても、来園者は楽しい気分にはなりにくい。
(シニアエディター 関口一喜)