植物との心地よい日々を楽しむ人々を訪ねた&Premium150号(2026年6月号)「花と緑のある暮らし。」より、〈アクタス〉プレス・竹原果帆さんの花と緑と暮らす家を紹介します。

日当たりの良い窓辺は、花と緑の美しさを最大限に引き出す〝特等席〞と言っていいかもしれない。特別な空間をどうやって自分色に染め上げるか。それは、インテリア好きの腕の見せどころだろう。1LDKのデザイナーズマンションでひとり暮らしをする竹原果帆さんは、このスペースに、ヴィンテージのダイニングテーブルを置いた。
「椅子に座ったときに視線に入る位置に緑や花を飾って、いつでも眺めていたいと思って。少しずつ集めてきた観葉植物を並べたり、花を生けたりしています。リビングの窓は、あらかじめすりガラスで差し込む光がとても優しくて。そこに花や緑を添えると、より美しく際立ちます。夏は日差しが強く眩しいので、真ん中にオーダーの障子をしつらえて、光の強度を調整しています」
剣状の葉、独特な斑入りの葉、丸みのある垂れ下がった葉など、個性がバラバラな鉢植えが仲良く並ぶ。
「鉢は、自然の中にある色に近いものに。トーンを統一することで、空間にムードが生まれます。加えて、ポイントで花を生けることで互いの存在が引き立ちます。今日はミモザ、アンスリウム、白いスイートピーをひとつの花器にまとめてみました。スイートピーの花びらが、どこか蝶々のように見えたので、ヒラヒラと飛んでいる様子をイメージして。斜めに傾けて、綺麗に見えるラインを意識して生けてみました。そんなささやかな遊びをしているときに、幸せを感じられますね」
もう一つ、空間の要となっているのが、オレンジ色だ。
「自分にとっては、元気をもらえる色。その場所で過ごす時間が楽しくなるためのエレメンツです。部屋の印象もパッと明るくなります」
ビビッドなテーブルライト、無造作に束ねられたチューリップの姿を模したペンダントライトの存在も、温かみを添えている。
「テーブルの真ん中に生けたブーケもオレンジトーンでまとめています。近所で購入したチューリップやラナンキュラスを主役に。こんなふうにお気に入りの花や緑、インテリアに囲まれて、日常のちょっとした楽しみを積み重ねていく。人生が豊かになっていくな、と感じますね」




竹原果帆〈アクタス〉プレス
ライフスタイルショップ『SLOW HOUSE』のショップスタッフを経て、現職に。休日に会社の仲間とインテリアの話をすることが趣味のひとつ。
photo : Shinsaku Kato edit & text : Seika Yajima
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Life with Flowers & Greens / 花と緑のある暮らし。&Premium No. 150
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