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彼氏の母親への電話内容を聞いて、ゾッとした女…27歳女が思わず逃げ出したワケ

彼氏の母親への電話内容を聞いて、ゾッとした女…27歳女が思わず逃げ出したワケ

今週のテーマは「女が交際1年で別れを切り出してきた理由は?」という質問。さて、その答えとは?

▶【Q】はこちら:サプライズデートで彼女を喜ばせていたのに…。交際1年で、27歳女が突然別れを切り出した理由


交際して1年になる健二に別れを切り出したのは、私からだった。

「ごめんなさい。この先、健二くんと一緒にいる未来が描けなくて」

健二はもちろん「なんで…?俺、何かした?」と聞いてきた。でも、私はただ「健二は何も悪くないんだけど」と繰り返すことしかできなかった。

嘘じゃない。言葉にしたら長くなりすぎるし、説明してもたぶん伝わらない。

浮気もなければ、暴言もない。それに良い大学出身で大手メガバンクに勤めていて、現在29歳で収入も安定している。結婚相手としては最高の条件だろう。

それはわかっている。

でも、「この人と結婚したら、私は幸せになれるのかな」そう思い始めた。

そしてその不安が“確定”となるような出来事があり、私は別れを決めた。

A1:付き合う前の彼は、本当に完璧だった。


共通の知人に紹介されて、健二と初めて会ったのは食事会だった。メガバンク勤務の彼は、清潔感があって話し方も丁寧で、第一印象は申し分なかった。

「真帆さん、また会いたいので、連絡先を聞いてもいいですか?」
「もちろんです」

健二はその後の連絡も早かった。翌日には彼からLINEが来て、すぐにデートの約束が決まった。

そしてこの初デートで、私の心はしっかり健二に掴まれることになる。

健二は、初デートに外苑前にあるイタリアンレストランを予約してくれていた。


素敵なお店にテンションが上がる。話していて楽しいし、「いい人だな」と思っていた。

ただ正直に言うと、それくらいの印象止まりだった。

しかしここから、健二はすごかった。

食事が終盤に差し掛かった頃。店内が、突然暗くなった。そしてどこからか、店員さんの「Happy Birthday〜」という歌声が聞こえてくる。

― あぁ、誰かのお誕生日なんだ。

そう思い、私も思わずキョロキョロと主役を探しながら、拍手をする準備をしていた。

すると、そのケーキはまさかの私の目の前に運ばれてきた。

「真帆ちゃん、27歳のお誕生日、おめでとう」
「……え?え!?私?嘘でしょ?」

これには、さすがに驚いた。確かに前回、「誕生日が近い」みたいな話をしたかもしれない。

でも一瞬のことだったし、私自身も話したことすら忘れかけていたのに…。

「そう、真帆ちゃんだよ。この前、誕生日が近いっていう話をしていたから」
「覚えていてくれたの…?嬉しくて泣きそうだよ。健二くん、ありがとう」

そのうえ、花束まで用意してくれていた健二には驚いたけれど、すごいなと思った。


しかも、健二は、初デート後も積極的に誘ってきてくれた。

私がふと「行ってみたい」と言った店を、次のデートで予約してくれていたり、好きなアーティストのチケットをサプライズで取ってきてくれたり…。

連絡もマメで、デートの翌日には必ず「昨日は楽しかった」とLINEが来た。些細なことだけど、その積み重ねはとても嬉しく、私もどんどん惹かれていった。

「この人、本気なんだな」

そう思った。そして初デートから3ヶ月が経った頃、健二はちゃんと告白をしてきてくれた。

「絶対大切にするし、真剣にこの先のことも考えているから」

そう言われて、私は笑顔で頷く。

「ありがとう。こちらこそ、どうぞ宜しくお願い致します」

こうして、交際当初から結婚を意識していた私たち。

しかし、交際期間が長くなるにつれて、一つの不安が私の心をどんよりと、覆い尽くす結果になってしまった。

A2:交際前後の落差と、母親への態度が酷かったから


共通の友人の紹介で出会ったこともあり、私は勝手に「この人なら大丈夫」と盲目的に捉えていたのかもしれない。

それに、当初からお互い結婚を意識していたが、次第に「ん?」と思うことが増えていった。

まず、付き合い始めて1ヶ月も経たないうちに、LINEの頻度が落ちた。毎日来ていたのが、2日に一度になった。

そしてデートも、変わった。

気がつけば私が店を調べることが増え、どこに行きたいか聞いても「どこでもいいよ」と言う。

彼に選んでもらうように頼むと、交際前とは違い、本当にどこでもよさそうな店を、何も考えずに選んでくる。付き合う前に三日かけてリサーチしていた男なのかと、同じ人間とは思えないほどだ。

「最近、健二くんは忙しいの?」

そう聞いてみたものの、健二は交際前とは別人のようだ。

「まあ、ちょっとね。仕事が立て込んでいて」
「そっか。大変だね。でもさ、たまには二人で、外でデートしない?最近お家デートばかりだし」
「そうだよね…。どこか行きたい所あれば、教えて。店、見とくから」


交際後、健二とは二人で外食へ行く機会も減った。

でもその不満を言ったところで、何も変わらない。むしろ不満を口にすれば、「じゃあどうすればいい?」と返ってくる。

そういうやり取りに、段々と疲れていく自分がいた。

付き合ったら関係が落ち着くのは、仕方がないとわかっている。それは理解できる。

でも健二の場合、落ち着くスピードが早すぎた。付き合う前のあの全力さが嘘だったみたいに、するするとトーンが下がっていった。

― あの頃の健二は、素敵だったな。

どちらにしても、私の中でじわじわと不満が積もっていく。そんな中、追い打ちをかけるかのような、決定的な出来事があった。

それは、付き合って1年くらい経ったある夜のこと。急に、健二が彼のご実家へ誘ってきた。

「真帆、ゴールデンウィークって、忙しい?よければ、実家に来ない?」
「え?それって…」

― 遂に結婚前のご挨拶ってこと?

「まぁ、そんな堅苦しい感じではなくて、一応」
「わかった」
「じゃあ実家に伝えておくね」

急に心臓がドキドキして緊張してくる。

この時は、「遂に私たちも結婚か…」と思っていた。でもその後、「やっぱりこの人とは無理だ」と悟ることになる。


それは、私の家で二人でいると健二のスマホが鳴った。

しかしスマホに表示された名前を見るなり、「げ…」と言ってとても嫌そうな顔をしている。

「出ないの?」

そう言うと、「んー」と言いながら、仕方なく電話に出た健二。

そして、この電話に私は相当ショックを受けた。

電話をしている健二の隣にいたので、嫌でも会話が聞こえてくる。この時の健二の態度はとても威圧的で、冷たい言葉ばかりその人に投げかけていた。

「わかったから、もういい?今、こっちは忙しいんだよ」

― 結構キツイ言い方だな…。

そう思っていた。ただ驚いたのが、電話を切ると、私に対してこう言ってきた。

「オカンからだった。年を取れば取るほど、面倒臭さが増していって」

その瞬間、私の中で何かが、すとんと落ちた。

― この人は、自分にとって身近な存在を、雑に扱う人なんだ。

「私が行くことは、もう話したんだよね?」
「うん、それはLINEしといた。真帆のことも、根掘り葉掘り聞こうとしてきたから、適当に流しといた。会った時、面倒だったら適当でいいからね」

連絡が減ったのも、デートの準備を手抜くようになったのも、全部同じこと。

身内になると、急に態度が大きくなるのだろう。

そして何よりも、「男性の結婚後の奥さんへの態度は、母親への態度を見ればわかる」とはよく聞く話だ。

健二の、彼のお母様への態度を見て、結婚後の自分の姿が見えるようで、ゾッとしてしまった。



それからしばらくして、私から別れを切り出した。

付き合う前だけ全力の人がいる。それ自体は、珍しくないと思う。

でも私が別れを決めたのは、手を抜かれたからだけじゃない。手を抜く相手の選び方が、わかってしまったからだ。

「この人へ何をしても逃げない、平気だ」と思った相手に、人は無意識に手を抜く。それはお母さんへの電話で、はっきりと証明されていた。

大切にしたい相手には、手を抜かない。当たり前のことだけど、それができる人と、できない人がいる。

そして身近にいてくれる人こそ、大切にすべきだと思う。

27歳の私には、それを見極める時間が、まだある。そう思って前を向くことにした。


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配信元: 東京カレンダー

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