使いたい家具から考える空間づくりのススメ。
引っ越しまではできなくても、暮らしの中心であるダイニングテーブルとチェアを一新すると、見慣れた風景もぐっと新鮮に見えるもの。
〈スタジオドーナツ〉の鈴木恵太さん・北畑裕未さんが選んでくれた5つの組み合わせは、メーカーやデザイナーが異なるもの同士ながら、いずれも絶妙なバランス感が窺える。





「普通なようで、実際に見るとデザインにアクセントがあって、独特な存在感があるのが01。
個性がぶつかり合い、『いつかは家に迎えたい』という夢のある組み合わせが02。03は天板とスタンドでDIYしたテーブルとニュートラルなチェアを合わせ、リーズナブルかつ取り入れやすく。04は彫刻的な佇まいが絵になる。05は木とスチールの色みを合わせて」と鈴木さん。
いまテーブルとチェアを替えるのが現実的ではないなら、引っ越し前に「使いたい家具を選んでおくのもアリ」と北畑さんが続ける。
「家具は自分の部屋で試せないので、暮らしている空間に合わせるのは意外に難しい。『丸テーブルにチャレンジしたい』『あのデザイナーの椅子が欲しい』と目星がついていれば、それありきで次の部屋を決めるのもいいと思います」

スタジオドーナツデザインユニット
ともに〈ランドスケーププロダクツ〉から独立した鈴木恵太・北畑裕未夫妻が主宰。ショップや飲食店の内装デザインや住宅のリノベーション、家具やプロダクトの開発を手がける。近作に黒田美津子さんのアトリエ&ギャラリー「Laboratoryy Fern Barn」など。
photo : Satoshi Yamaguchi illustration : naohiga
合わせて読みたい
NICHIYOHIN 2025.6.7 修復家・河井菜摘さんが教えてくれた、+αで料理がぐっと楽しくなる道具。
LIFESTYLE 2026.4.30 長く愛用したい、デザインと機能を備えた収納グッズ。
NICHIYOHIN 2025.6.9 ビューティライター・AYANAさんが教えてくれた、自分をいたわる、 肌に優しい日用品。
NICHIYOHIN 2025.6.9 3人の目利きがキュレーション。新生活のためのショッピングマニュアル。

INSPIRING SHOPS & THINGS / 新しい暮らしに出合える、店ともの。&Premium No. 138
さらりと清潔なテーブルクロス、手に馴染むマグカップ、植物が美しく映える花瓶……ちょっとしたアイテムを新しく取り入れるだけでも、毎日がいきいきと輝きだすと思いませんか。ライフスタイルにまつわる意識と知識が成熟しつつある今、目当ての品を効率よく手に入れるだけならオンラインショップで事足りてしまうかもしれません。でも、だからこそ、“いい店”に足を運ぶ“体験”も大切にしていきたいもの。自分が知らなかった“あたらしいもの”に巡り合うことや、生活に取り入れたいアイデアを得ることは、これからの暮らしをもっと新鮮で楽しいものにしてくれるに違いありません。ユニークな視点を持つ新店から、20年以上暮らしのプロダクトを提案し続ける名店まで、わざわざ出かけたくなる理由のある全国の“いい店”を訪ねました。
andpremium.jp/book/premium-no-138

