米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(ウェブ版)は2026年5月18日、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)と、「バム」ことスーパーフライ級3団体統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国、26)の対戦の可能性に言及した。

「ロドリゲスは信じられないほど意欲的な若者」
ロドリゲスは、井上よりも2階級下のWBA・WBC・WBO世界スーパーフライ級3団体統一王者だ。プロ戦績は23戦全勝(16KO)で、井上の次戦対戦候補に挙がっている。
6月13日に、1階級上のWBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(米国、29)に挑戦する予定で、王者に勝利すれば井上戦が見えてくる。
このような状況の中、「ボクシングシーン」は「ジェシー・ロドリゲスが日本のスーパースター、井上尚弥に挑むのであれば、彼は『モンスター』のホームグラウンドに乗り込んで戦うことになるだろう」とし、ロドリゲスをプロモートするマッチルーム社のエディ・ハーン会長のコメントを伝えた。
記事によると、ハーン会長は「ロドリゲスがさらに上の階級に上がることで、その話題(井上戦)がさらに盛り上がるだろう。6月13日に彼が勝てば、それは避けられない流れになると思います。ロドリゲスは信じられないほど意欲的な若者で、すぐにでも次のステップへ進みたいと考えている」と語り、次のように持論を展開したという。
「遅かれ早かれ井上はフェザー級に上がる」
「ロドリゲスは、数多くの防衛戦を重ねて、8年先まで戦いを延ばすようなタイプではない。今すぐその舞台に立ちたいと思っている。彼は今がまさに絶頂期だと感じているし、実際そうだろう。だから、まずはバルガスを倒さなければならないと思うが、それは容易なことではない。もしそれを成し遂げ、118ポンド(バンタム級)で調子が良ければ、急いで井上との試合を組まなければならない。遅かれ早かれ井上は126ポンド(フェザー級)に上がるだろうし、そうなれば話は終わってしまうからだ」
井上は2日に東京ドームでスーパーバンタム級4団体王座の防衛戦を行い、元世界3階級制覇王者で挑戦者の中谷潤人(M・T、28)を3-0の判定で下し、王座防衛に成功した。
次戦に関しては、陣営と話し合った上で決定するとし、明言を避けている。年内はスーパーバンタム級の王座防衛戦を行っていくとみられ、27年以降に階級を1つ上のフェザー級に上げる可能性がある。
「ボクシングシーン」によると、井上戦を見据えるハーン会長は、「これは日本での試合になるのか?」との問いに、「そうだ。疑いの余地はない」と答えたという。
ロドリゲスにとって、井上戦を実現させるには、6月13日の世界タイトルマッチでの勝利が絶対条件となる。