
文具のとびら編集部
コクヨは、202510月2日に東京・港南の品川オフィス THE CAMPUS HALL "CORE"で「コクヨ リブランディング発表会」を開催。1905年10⽉の創業から120周年を迎えたことを機に、リブランディングを実施するとし、初のコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」を発表するとともに、当日からロゴを刷新した。また、リブランディングの一環として、「好奇心を人生に」を表現する短編映画を制作したことも明らかにした。
初のコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」を設定
新ロゴ、初のコーポレートメッセージを発表するコクヨ黒田英邦社長
リブランディング発表会で黒田英邦社長は「120周年を迎えたコクヨは今日から生まれ変わります。今までコクヨは、お客様に〝もっとやってみたい〟という好奇⼼を抱かせることをしてきました。AIが持つことのできない人間の根っこにある純粋な感情、それが好奇心であり、コクヨは120年間、好奇⼼に向き合ってきました」と語ったあと、同社初のコーポレートメッセージとして「好奇心を人生に」を設定したと発表。続いて、「私たちは今日から〝好奇心屋〟になります。文房具も、オフィス家具も、オフィスの空間も通販も、全ては皆さまの好奇心を刺激し、人と人のつながりを作り、社会課題を一緒になって解決できる、自律協働社会を実現するためです」と述べ、「皆さんも一緒に好奇心でつながりませんか」と呼びかけた。
そしてロゴについては、これまでのロゴの移り変わりを紹介したあと、新しいロゴを公開。特徴はKKYの3文字が等間隔でそろう斜めのグリッド。斜めのラインがそろうことで、ロゴと斜めのラインの連続により無数のパターンを作成できると説明した。なお、この斜めのラインの角度は、社名のコクヨから594度にしたという。
ビジュアルアイデンティティー
さらに、コーポレートサイトと事業サイトのフルリニューアルも行った。多岐にわたる同社の事業をより分かりやすく、網羅的に、一つのウェブサイトで表現した。
コーポレートサイト: https://www.kokuyo.com/
リブランディングの象徴として、新プロジェクト「CURIOSITY構想」を始動。加えて、短編映画「The Curiosity Films」を制作し、公式ユーチューブで公開した。映画製作では、岩井俊二監督が中国、デレク・ツァン監督がアメリカ、シュチ・タラティ監督が日本で撮影を実施。各監督が現地のキャストやスタッフと組み、国際色豊かなチームで作品を仕上げた。
■短編映画「The Curiosity Films」概要
公開開始:2025年10月2日(木)
特設ページ:https://www.kokuyo.com/shortfilm120/jp/



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