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「まったくがっかり」ベテラン名物記者も痛烈批判 細かな政策論ばかりだった野党討論「天下国家を論じろ」

「まったくがっかりでしたね」――大手新聞のベテラン記者には珍しく強い調子で批判した。2026年5月20日放送の報道番組「報道1930」(BS-TBS)にゲスト出演した毎日新聞元政治部長の佐藤千矢子・専門委員は、20日の党首討論を『馴れ合い』と言わんばかりだった。

「緊張感が全然なかった」という今回の党首討論(写真はイメージ)

党首討論は「(与野党が)国家の基本問題を議論する」場

党首討論はガソリン補助や補正予算など細かな政策論ばかりで、大きく世界情勢が動く中で日本はどうすべきかという議論はなく、「週刊文春」が報じている高市陣営の誹謗中傷動画バラマキ疑惑の質問もなかった。

佐藤記者は「あの内容だったら予算委員会で十分。そもそも党首討論は何のためにやるのかということを、もう1回、与野党とも思い起こしてもらいたい」と手厳しい。党首討論は「(与野党が)国家の基本問題を議論する」「お互いに国の進路を語り合うという、そういう場だったわけです」というのだ。ところが、高市首相も野党党首たちもニコニコ、和気藹藹で「緊張感が全然なかったですよね」

「与野党とも国民から見放されてしまう」

それでなくても、旧立憲民主党は四分五裂、国民民主党の連立政権入りも取りざたされるなど、共産党などを除けば、『総与党化』が始まっている。佐藤記者は「こんなことを続けていたら、与野党とも国民から見放されて、政治はいよいよだめだねという目でしか見られなくなってしまう」と危惧し、「この国をどうするかと、大きな視点でやんなきゃいけない。正直、がっかりしました」とため息をついた。

もう一人のゲスト、東京大大学院の斎藤幸平・准教授は、「(野党は)たるんじゃってて、(与党に)あいさつしたりしちゃって......。党首討論という場は、大きな国家の基本問題、根幹に関する問題をお話ししてほしいんですよね」と注文した。

佐藤記者も斎藤准教授も、野党党首が『小粒』になったと指摘、まったくその通りだろう。

(シニアエディター 関口一喜)

配信元: J-CASTニュース

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