一日中だるい、のどが痛い、タンやセキが続く......それって「謎の風邪」かもしれない。ゴールデンウィーク明けから各地で流行していて、「インフルエンザでもコロナでもない、謎の体調不良を訴える人が増えています。その正体はいったい何なのか」と、2026年5月21日放送の「THE TIME,」(TBS系)で司会の江藤愛アナが伝えた。

原因ウイルスが判明するのは夏ごろで、それまではワクチンも治療薬もない
緊急会見を開いて注意を呼び掛けた福岡県医師会の常任理事は、「私も初めて知った。何かのウイルス感染症なんだろう」と説明するが、原因ウイルスが判明するのは夏ごろの見通しで、それまではワクチンも治療薬もないということだ。
「いとう王子神谷内科外科クリニック」の伊藤弘道院長は原因ウイルスをこう推測する。伊藤院長のクリニックにも「とにかく倦怠感がひどい」と訴える患者が来ていた。
「冬の間は、インフルエンザに押されて(ヒトに)入れなかった別の風邪ウイルスではないか。多くの人は耐性を持っていないでしょう」
インフルの沈静化と入れ替わるように広がっているのでは
さらに、「PM2.5や黄砂の飛来によって、鼻やのどの粘膜が脆弱になり、免疫力が弱まった可能性があります」と伊藤院長は解説。「謎の風邪」はインフルの沈静化と入れ替わるように広がっているのではないかと見る。重症化すると肺炎を引き起こすヒトメタニューモウイルスの可能性があると指摘する専門家もいる。
うつらないためには、手洗い、マスク着用が基本で、症状が長引くようなら医療機関へ。受診をしたほうがよい。
(シニアエディター 関口一喜)