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「自分を止められなかった」男性用務員が女性職員トイレにカメラ設置 鎌倉市立小で免職、市教委は「極めて重大で悪質」

鎌倉市が2026年5月20日に公式サイトを更新し、市立小学校で「女性職員用トイレおよび女性職員更衣室に複数回にわたって小型カメラを設置した」という理由から、同校勤めだった56歳男性職員を懲戒免職処分にしたことを発表した。発覚の経緯を取材した。

写真はイメージ。記事中の場所とは関係ありません。

「子どもの被害はない」

鎌倉市教育委員会が22日にJ-CASTニュースの取材に応じ、免職となった男性は学校用務員だといい、問題発覚後は学校に立ち入らせないため直ちに職場を変えるなど措置を講じたと答えた。学校用務員としての職歴は他校を含めて33年間だったという。

男性は25年8月ごろにカメラを購入していた。以降、26年2月13日に発覚するまで、校内にカメラを置いたのは計16回ほど(トイレのトイレットペーパーホルダー下に10回、洗面台下に2回、扉の下に2回、更衣室内に2回)。撮影に関しては「複数回」とされ、置いただけの時もあるかもしれないと委員会は見ている。

発覚のきっかけは、教職員が女性職員用トイレで不審なカメラを見つけたことだった。学校から警察に通報し、現場捜査やカメラの押収が行われた。本人特定後、警察の事情聴取に対して男性はカメラ設置を認めたという。スマホに加え、家宅捜索でパソコンも押収となった。その後、5月8日に性的姿態等撮影未遂の疑いで横浜地検に書類送検された。

動機について、男性は「特定の職員に関心があった」「いけないことだと思っていたが、自分を止められなかった」と述べたという。

委員会は「取り返しのつかないことをして迷惑をかけて申し訳ない、という気持ちはあるようです」と補足しながら、「極めて重大で悪質な事案と受け止めており、5月20日付けで懲戒免職処分をしました」と説明した。

なお、「子どもの被害はないと警察の方から聞いてます」という。

「信頼回復に全力で取り組んでいきたい」

委員会によると、今回の事案を受けて、さまざまな対応を講じた。

校内にカメラが設置されていないか、専門業者が調査し、不審なものは確認されなかったと説明している。教職員向けにはメンタルケアの専門家を手配し、希望者にカウンセリングを行った。ほかには昇降口の鍵を新規に取り付けたり、4月に女性の技能労務職を配置したりも。女性職員用トイレの傷んだ壁の改修についても協議を進めているという。

「二度とこのような事案を起こさないように」と、今後は他の学校でも専門業者による点検を実施したい考えだ。職員の服務研修のさらなる徹底をはじめ、防犯カメラの改善や学校運営の専門家による各学校巡回指導も検討しており、「こういった防止策を通じまして、信頼回復に全力で取り組んでいきたいと考えております」と述べた。

配信元: J-CASTニュース

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