脳トレ四択クイズ | Merkystyle

同僚女性ら10年間にわたり盗撮、50代男性職員「減給3か月」に 石川・七尾市「厳しい目」感じるも...処分は「適正」と判断

石川・七尾市役所の公式サイトが2026年5月25日に更新され、勤務中に同僚の足元を盗撮したという理由で、教育委員会に所属する課長補佐級・50代男性を「減給3か月」の懲戒処分にしたと発表された。この処分はどのように決まったのか。詳しい顛末を取材した。

石川・七尾市役所

「当初の聞き取りでは、本人は『記憶にない』とし否認」

発表によると、25日付けで減給(10分の1)3か月の処分が実施された。理由は、12年度から22年度にかけて「勤務時間中、職場内の複数の女性職員の足元を、同意を得ることなくカメラで撮影した」とされている。

詳しい状況について、七尾市役所・人事課は28日にJ-CASTニュースの取材に応じ、前提として、処分を受けた男性は市で採用している行政職員であり、教員ではないと説明した。被害女性は2人で、計4回の撮影行為(Aさんに12年度1回、21年度1回。Bさんに22年度2回)が相談された。

うち1回目は「駐車場に停めている車の中で、運転席から助手席のAの足元を撮影したもので、本人も行為を完全に認めています」。動機は「Aに好意を抱いていた」とのこと。2回目以降は「職場の給湯室において、作業中のAやBの背後でしゃがんで撮影をしたと思われます」という一方、本人は「記憶があいまい」として、撮影行為を認めていないため、動機も不明。ただ、カメラを持った状態でその給湯室に入ったことは認めているとした。

処分まで数年経ったのはなぜなのか。そもそも、23年8月にAさんが自身の2件を上司に相談していた。24年5月になって上司が所属課長に報告し、人事課に情報が届き発覚・調査開始した。「当初の聞き取りでは、本人は『記憶にない』とし否認していたが、令和7年度(編注;25年度)末の調査で一部行為を認めたことから、処分に至った」とも経緯を説明している。

「詳細な聞き取りを行った上で、当市の処分基準に基づき、判断した」

発覚後、被害女性らにケア・サポートを施したかは、「特別なケアを施してはいませんが、調査の過程や、また処分の実施にあたって、被害女性の意向を聞き、配慮しながら進めています」と伝えた。被害女性は現在問題なく勤務ができている状態だとしている。

今回の事案について、インターネット上では、処分が軽いのではないかとの指摘もみられる。人事課は、

「こうした性的な言動に対しては、市民の皆様を初め、多くの方が厳しい目を向けていらっしゃる事を十分に感じているところでありますが、発覚後、本人並びに周辺の職員から詳細な聞き取りを行った上で、当市の処分基準に基づき、判断したものであり、適正な対応と考えております」

と見解を示した。なお、被害女性2人が被害届を出すつもりはないとして、市から通報はしていない。再発防止策は「全職員に改めて服務規律の徹底を促すべく、コンプライアンス研修の実施や、管理者による日常的なチェック体制の強化に努めてまいります」と述べた。

人事課は、「こうした職員の不適切な行動について、発覚までに長期間を要してしまったことは、通報、相談体制が不十分であったためであり、その点も改善し、不適切事案の早期把握と是正に努めてまいります」と伝えている。

配信元: J-CASTニュース

あなたにおすすめ