大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身キム・ヘソン内野手(27)のマイナー降格を巡り、韓国ファンがデーブ・ロバーツ監督(54)に不満を示している。

大リーグ残留の喜びもつかの間、突然のマイナー落ち
ドジャースは2026年5月30日(日本時間)、キムをマイナーに降格させ、サンティアゴ・エスピナル内野手(31)を大リーグに昇格させたことを発表した。
エスピナルは、負傷者リストに入っていたエンリケ・ヘルナンデス選手(34)の復帰に伴い、26日に40人のロースターから外れた。その後、球団とマイナー契約を結び、ドジャース傘下の3Aオクラホマ・シティーに送られていた。
ところが、ヘルナンデスが28日に「左脇腹の肉離れ」で再び負傷者リスト入り。これに伴い、球団はエスピナルと大リーグ契約を結び、昇格させた。代わりにキムがマイナー落ちとなった。
今季、キムは2度、マイナー降格の危機を回避してきた。
ムーキー・ベッツ選手(33)と、ヘルナンデスがそれぞれ復帰した際、キムはマイナー降格の危機にあったが、キムは残留した。ベッツの時は、アレックス・フリーランド内野手(24)がマイナー落ち。ヘルナンデス復帰時は、エスピナルがDFA(40人ロースター外)となった。
今回、ヘルナンデスの負傷により、フリーランドとエスピナルが大リーグに復帰し、キムがマイナー落ちした。
大リーグ残留の喜びもつかの間、突然のマイナー落ちに、「スポーツ朝鮮」は衝撃を受けつつ、キムの真摯な姿勢を称賛した。
「監督が露骨に弱点を暴露もキム・ヘソンはそれを受け入れた」
記事では「監督がメディアを通じて露骨に弱点を暴露したにもかかわらず、キム・ヘソンはそれを受け入れた」と指摘し、キムのコメントを紹介した。
「確かに監督のおっしゃる通りだと思います。自分の体調や打撃の調子が最高ではないと感じる時、確かに悪い球にバットが出てしまったり、自分のストライクゾーンから少し外れた球を追いかけてしまう傾向があるようです。ですから、私もその部分を十分に認識しており、直せるよう努力します」
キム自身は納得のマイナー降格のようだが、地元・韓国のファンはロバーツ監督の決断を理解できないようだ。「スポーツ朝鮮」によると、SNSではキムの降格について、「単にロバーツ監督がキム・ヘソンを嫌っているからだろう」などの声が上がったという。
キムは今季、マイナーリーグで開幕を迎え、4月6日に大リーグに昇格した。ここまで43試合に出場して打率.259、1本塁打、11打点、5盗塁。出塁率と長打率を合わせたOPSは.651となっている。