旬の「ニンジン」をスパイスで煮る! 長期保存可能なキャロットケーキジャムのレシピ

旬の「ニンジン」をスパイスで煮る! 長期保存可能なキャロットケーキジャムのレシピ

カルダモンとオールスパイス

オールスパイス

私のキッチンで主役ではないけど、ここぞ! という時によく使うのが「オールスパイス」。この連載でも何度も紹介しているスパイスです。シナモンの香りをもっと複雑にした雰囲気の香りで、シナモン、クローブ、ナツメグの代用にも使える、一人三役こなすスマートな子。爽やかだけど重め、甘くほろ苦い香りで、まるで「大人の青春」♡ 照

スパイスレシピ

そして私のキッチンの定番「カルダモン」。サフラン、バニラに次いで高価なスパイスです。爽やかな清涼感を持ちながら、温かみがあり刺激的で、スモーキー。嗅げば嗅ぐ程にうっとり、高揚感のあるセクシーな香りです。別名「スパイスの女王」とも呼ばれているのも納得♡

カルダモン

大型スーパーのスパイスコーナーに行けば、パウダーとホールどちらも並んでいます。

パウダーで売っている物を使っても十分ですが、もし興味があればホールのスパイスを買って、乳鉢でゴリゴリして自家製パウダーを作ってみてください。擦りたては香りがとにかく段違い! とっておきの料理を出す時にも、必殺技で使えます。胡椒も胡麻だって、いつもの香りとの違いに驚くでしょう。

スパイス好きなら、乳鉢があれば料理がさらに楽しくなるはず。乳鉢の素材は、木製、大理石、金属などバリエーションがありますが、私のおすすめは大理石のもの。手入れも簡単、匂い移りもないし、なにより本体が重いので擦りやすいのです。

カレーやチャイにはもちろんですが、ケーキやクッキーなどのお菓子、砂糖やレモンと合わせてフルーツサラダを作ったり、我が家では出場頻度高めのスパイスです。

人間が食べる種子の中では一番高価! カレーなどでは莢ごと煮込むこともありますが、普通は莢を除き、中の黒い種だけを粉にして使います。

まるでキャロットケーキな「キャロットケーキジャム」

キャロットケーキジャム

キャロットケーキ味のジャムなんて、想像しただけでもヨダレが出ちゃう。パンケーキやワッフル、アイスクリームにも♡ ヨーグルトにも合うし、クリームチーズと合わせてトーストに塗れば、もう最高なパラダイス時間。

ニンジンはグレーターですりおろすのがおすすめ。余分な水分が出ないし、火の通りもよいです。なければ細かーく刻めば大丈夫。スライサーなども活用して上手くやってください。煮る時間も短めなので、あっという間に出来上がる、ごちそうジャムです。

■ 材料

キャロットジャムの材料
  • ニンジン 1本
  • リンゴ 半個
  • パイナップル缶 小1缶 ※スライスが4枚ほど入っている小さい缶
  • グラニュー糖 200g
  • レモン 半個
  • カルダモン 小さじ1/2〜 ※ホールからする場合は香りが強いので少し控えめに
  • オールスパイス 小さじ1/4〜 ※ホールからする場合は香りが強いので少し控えめに
  • ペクチン 10g

■ 作り方

① ニンジンをグレーターですりおろす。

ニンジンをグレーターですりおろす

② リンゴは小さめの角切りにする。
※今回使ったリンゴは酸味の強い「ブラムリー」。煮くずれるリンゴがおすすめです(紅玉やジョナゴールドなど)。

リンゴを角切りに

③ パイナップルは繊維に沿って細かく切る。 ※缶に残ったシロップは捨てない

パイナップルを切る

④ 鍋に、ニンジン、パイナップル、砂糖、レモン汁、スパイスを入れて15〜20分煮込む。

材料を煮る

⑤ 1度火を止めて、残ったパイナップル缶のシロップにペクチンを溶かして、④の鍋に少量ずつ加えながら混ぜ、強火で2分ほど煮立てる。

⑥ 冷めたら瓶などに移してよく冷やして召し上がれ!

キャロットケーキジャム

カルダモンとオールスパイスの他には、シナモン、クローブ、ナツメグなどがおすすめです。スパイスはちょっと多いかな? くらいにビシっとバシっと! 使いましょう。クリームチーズなどと合わせたいので、多少スパイスの香りが強いくらいがいいなぁ♡

とは言え、好みってのは人それぞれなので、私のレシピは参考までに。自分好みの味を探求してみてください。

初めてのモノを作るとき、3回作ると自分の味が見えてきます。1回目はレシピ通りに、2回目は自分の色をだしてみて、3回目には着地点がクリアに見えるでしょう。これは料理だけに限りません。1回目がイマイチだったからと諦めないで、とりあえず3回やってみて。成功とは失敗の延長線上にあるのだ! さぁて、今日という日のお祝いに、アイスの上にキャロットケーキジャムをのせて食べよーっと。

Credit 写真&文 / ルーシー恩田

ルーシー・おんだ/アンティークバイヤー/IFA認定アロマセラピスト/ITEC認定リフレクソロジスト。20代に訪れたタイ・チャン島でのファスティング(断食)経験から、心・体・生活環境などを全体的にとらえることにより、本来の自然治癒力を高め病気に負けない体づくりを学び啓発される。会社員としてデザインの仕事をしながら英国IFAアロマセラピストの資格を取得。退職後は更なる経験と知識の向上のためイギリスへ渡り、英国ITEC認定リフレクソロジストの資格を取得。現在は家業のイギリスアンティークの買付と販売をしながら、アロマセラピスト的な視点で自家栽培の野菜とハーブを使ったお料理教室やワークショップを開催している。

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