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「暴風警報ないため通常授業」府中市の台風対応に疑問の声 前日休校決定の自治体も多数...なぜ判断割れたのか

台風6号が関東に接近し、東京都内の区市町村では、前日の休校決定が相次いだ。そんな中でも府中市では、朝6時時点で暴風警報が出ていないなどとして、通常授業にした。

休校にはしなかった(写真はイメージ)

市が公式Xでこうした判断を伝えると、「なぜ休校にしないのか」といった疑問の声が相次いだ。どんな根拠があって休校を見送ったのか。市に取材した。

「休みでよくね?」「保護者は朝まで分からなくて困ったろうに」

台風は、2026年6月3日昼ごろに関東の沿岸を通過し、都心では6月の観測史上最も多い雨量を記録した。直前には、線状降水帯の発生も警告された。

都内では、氾濫危険警報が発表されている河川もあり、さらに警戒が続いている。

台風の接近に伴い、千代田区、台東区、品川区などは、前日のうちに小中学校などの休校を決めた。その一方で、江戸川区、練馬区は朝の警報状況を見て判断するとし、足立区はオンライン授業をする、などと自治体で対応が分かれた。

そんな中で、府中市は、朝の警報状況を見て判断する対応を行った。

そして、当日の3日、「午前6時現在、府中市に休校の判断となる警報は発出されておりませんので、本日は、1時間目から通常どおりの授業を行います」と公式Xで情報発信した。ただ、「保護者の判断により、登校を見合わせることは差し支えありません。その場合、欠席・遅刻扱いとならないように配慮いたします」とも付け加えた。

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市の判断については、疑問や批判も多い。「えぐいな府中、、 普通に休みでよくね?」「警報出さないのが悪い、って言ってるように見える」「保護者は朝まで分からなくて困ったろうに」といった声が上がった。一方で、「両親共働きの人もいる」「柔軟な対応をしてくれるのはありがたい」「休みたかったら休めばいい」などと市の対応に理解を示す向きもあり、賛否が割れていた。

府中市は、なぜ警報が出ないと休校にしないのだろうか。

府中市「特別な事情があるというより、そこで線引き」

休校にしなかった理由について、府中市教育委員会の指導室は、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。

「判断の基準を作っており、台風のときは、暴風警報が出ているときに休校にしています。特別な事情があるというより、そこで線引きをしているということです。多摩川が近いので、雨が長時間続いて、氾濫の危険から市が避難指示を出していれば、休校にします。今回は、そこまで出る状況ではなかったです。大雨警報だけでは、休校にしておらず、今回は当てはまりませんでした」

当日朝の判断では遅くないのかについては、こう述べた。

「自然界のことですので、事前に確定的な情報をつかむのは難しいです。どうしても、登校前のギリギリになってしまいます。教職員は、基本出勤になりますが、それは家庭の事情にもよります。休校のとき、教職員が勤務するかは、学校が判断すると思います」

今回、通常授業を連絡する中で、ネットがつながりにくい状況が一部で発生し、市も公式Xでこうした状況について謝罪した。「肝心な時にこれでは困ります。改善してください」などとX上で要望が出ており、市では、「アクセス集中が原因と考えており、今後の課題になります」と話した。

府中市が通常授業と当日判断したことについて、都教委の義務教育課は、「各自治体が判断することですので、都がお答えすることではないと考えています」と取材に答えた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

配信元: J-CASTニュース

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