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ヨーグルトのフタ取り合い子どもが「大喧嘩」 雪印メグミルク、SNSの声受けパッケージデザイン追加...報告に喜びの声続々

雪印メグミルク(東京都新宿区)は2025年10月8日、カップヨーグルト「牧場の朝ヨーグルト」のフタについて、これまで1種類だった機関車のイラストが描かれたデザインの種類を増やしたと公式Xが伝えた。Xでは、「息子は大喜びでした!!」など、小さな子どもを持つ親とみられるアカウントを中心に歓喜の声が寄せられている。

雪印メグミルクはこのデザインの追加について、「兄弟でどっちが汽車のあるほうを食べるかで大喧嘩している」といったSNSの声を反映したと説明した。

雪印メグミルクのX(@megmilk_snow)より(一部加工)

小さな子どもの親とみられるアカウントから喜び続々

雪印メグミルクの公式Xは、牧場の朝ヨーグルトの担当者から「皆さんの声にお応えして機関車デザイン増やしました」と連絡があったと伝えた。ヨーグルトのフタのデザイン2種類も添えた。1つはおなじみの牛のイラストの横に青いディーゼル機関車が描かれており、もう1つは緑の機関車が描かれている。

この投稿に、「今朝食べた息子は大喜びでした!!」「新デザインを見た息子の喜ぶ顔が楽しみです」「デザイン増えて最高です~」「3歳の息子、大喜びです」など、主に小さな子どもの親とみられるアカウントから喜びの声が寄せられた。

4月には、3個パックのうち1つしかない機関車イラストのヨーグルトをどちらが食べるかで兄弟げんかになったとする投稿に「あるある」だとして共感の声が寄せられ、話題になった。こうした声が反映されたのだとして、感謝を伝える声も寄せられた。

実際の経緯はどのようなものだったのだろうか。雪印メグミルクに聞いた。

メルちゃんコラボと同時に機関車デザインの追加も

雪印メグミルク広報IR部の担当者は、パッケージのフタは、現在全6種類が展開されていると説明。通常のメインビジュアル(牛のイラストのデザイン)1種類、既存の赤い機関車のデザイン、追加された機関車のデザイン2種類、そして女児用おもちゃ「メルちゃん」とのコラボパッケージ2種類という。

追加された機関車のデザインとメルちゃんコラボのデザインは期間限定で、25年9月から順次展開されている。対象商品は「牧場の朝ヨーグルト 生乳仕立て」で、いちご、ぶどうは対象外という。

また、台紙の裏面には、「つくってあそぼ」と名付けられた切り紙遊びを楽しめる部分があり、ここにもメルちゃんや機関車のデザインを採用。「15種中4種がメルちゃんデザイン、10種が機関車関連デザイン、1種が通常メインビジュアル」で、全種を集めるとつながったデザインになるという。

機関車のデザインを追加した経緯について「元々、弊社お客様センターへの入電や、社員の家族の声などから、機関車パッケージの人気があるというのが定説でした」としたうえで、

「近年はSNSでも同様のお声をよくいただくようになり、機関車デザインをめぐる消費者のお声がバズる現象も起きていましたので、SNSの声も大きな理由の一つです」

と、説明した。

具体的には、次のような投稿を目にしたという。

「子供が機関車デザインが大好きで、機関車のものを売場の奥のほうまで探してもってくる」
「兄弟でどっちが汽車のあるほうを食べるかで大喧嘩している」

さらに、こうした投稿に対し「我が家もまったく同じ」「我が家はフタの数字が小さいほうでケンカする」「我が家は〇〇が大好き」などと共感する声や、「2パック買って同じ絵を出す」「フタをはがして出す」など対策を伝える投稿などが寄せられていたといい、こうした投稿も「熱量高くたくさんリポストされる現象も確認していました」と伝えた。

配信元: J-CASTニュース

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