北海道・旭川市の女子高校生殺害事件の裁判で2026年6月4日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)が弁護側の被告人質問の様子を伝えた。番組は、被告人の内田梨瑚被告が2024年4月に女子高校生を監禁したうえ、旭川市の神居大橋で転落させ殺害したなどの罪に問われていると説明。この日の最後の被告人質問で「女子高校生の人生を奪ってしまい申し訳ございません」などと涙を流して遺族に初めて謝罪したと速報で伝えた。

「被害者の名前ではなく、ずっと女子高校生という言い方をしている」
これまでの裁判で内田被告は、監禁については認めたものの殺人などについては否認している。殺人の実行行為、殺意があったかどうかが争点になっている。
ジャーナリストの岩田明子さんは「ちょっとひっかかるのが殺意については変化しました、だけれども実行行為については依然認めていないなかで謝罪の言葉を述べているのは戦略的なものなのかなと。あとは被害者の名前ではなく、ずっと女子高校生という言い方をしている。そこの部分もちょっとひっかかる」と話した。
「何についての反省か」
MCの青木源太さんは「法廷での涙を流しながらの謝罪、これについてどうみているか」と学校内のトラブル、いじめに詳しい佐藤みのり弁護士に聞く。佐藤弁護士は「反省の程度は量刑に影響を与えるので反省しているということを態度で示したかったのかなと思う。一方で、内田被告は否認というか殺人の実行行為をしていないと一貫して主張しているので何についての反省か。殺人の実行行為についての反省ではない形での『反省』を表しているに過ぎないので、裁判の中でそういったところも考慮されることになる」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)