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申請から採択まで何が大変? 日本財団助成金活用レポート:海と人をつなぐ——海洋文化創造フォーラム

意義に沿ったプロジェクトや文化継承に焦点を当てた事業を実施

――助成金を活用して、特に効果を感じた部分はありますか。

山口:新たな灯台利活用をしたいというニーズが増え、公募内容の質も向上している点です。活動実績やメディアでの露出を通じて、「海と灯台プロジェクト」の文化継承という本質的な意義が広く伝わるようになり、全国各地に協働する仲間が増えてきました。

またメディア案内状を作成して取材を誘致したり、イベント後にレポートを発信したりすることで、テレビのニュースやウェブ記事で取り上げられるようになり、灯台の魅力や利活用事例が広く伝播され、全国的な注目度が高まったことも大きな成果だと考えています。

日本財団担当者から見たプロジェクトの魅力

本プロジェクトは、歴史的・文化的価値を有する灯台を地域資源として再発見し、その魅力を社会に発信する取り組みです。灯台守にまつわるエピソードや、各灯台が持つ背景など、地域に根ざした記憶や物語を活かしながら、航路標識としての役割が薄れつつある灯台の新たな利活用が各地で進められています。

地域の担い手の皆さまと共に活性化を目指す本プロジェクトは、高い新規性を有し、他地域への波及効果も期待される点が大きな特徴です。今後、全国各地へのさらなる展開が見込まれるモデルケースとして、ぜひご注目いただければ幸いです。

助成申請に関するご質問はこちら(外部リンク)

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