2.カボチャのオーブン焼き



〈材料〉2人分
坊ちゃんカボチャ…1個(370g)
アーモンド、クルミ…各25g
イタリアンパセリ、チャービル、ディル、ミント…各1/6パック
オリーブオイル…大さじ2
赤ワインビネガー…大さじ1と1/2
粗塩…適量
- 〈作り方〉
1.坊ちゃんカボチャは横半分に切り、種を取り除く。オリーブオイルをまわしかけ、200℃に温めたオーブンで40~50分じっくり焼く。
2.アーモンドとクルミは乾煎りしてから粗めに刻む。イタリアンパセリ、チャービル、ディル、ミントは葉の部分を摘む。
3.焼き上がったカボチャに赤ワインビネガー、粗塩をかけ、ハーブとナッツを合わせて盛る。
※坊ちゃんカボチャがない場合は、普通のカボチャ1/4個を使う。
※ハーブは1~2種類でも。ミントはあるとよい。
3.里芋のミルクピュレ



〈材料〉2人分
里芋…中6個(360g)
牛乳…120㎖
塩…小さじ1/5
銀杏…適量
黒パン…適量
- 〈作り方〉
1.里芋は皮をむき、半分に切って塩(分量外)で揉み、ぬめりを取って洗う。鍋に入れ、たっぷりの水から竹串がすっと通るまで茹で、ザルに取る。
2.茹でた湯を捨てた鍋に、里芋と牛乳を入れて20~30分、弱火で煮る。
3.水分が少なくなったら、火を止めマッシャーか麺棒でつぶし、塩をふって、再び弱火にかけながら木べらなどでなめらかになるようによく混ぜる。素揚げした銀杏、トーストした黒パンとともに供する。


渡辺有子先生
わたなべ・ゆうこ/東京都生まれ。料理家。スタジオ「FOOD FOR THOUGHT」にて、料理教室や食にまつわるイベントを開催。東京・代々木上原と西荻窪で、同名の器店をディレクション。作家ものの器や食まわりの商品を扱う。『料理と私』(晶文社)、『渡辺有子の家庭料理』(主婦と生活社)など著書多数。旬の素材を生かしたシンプルでおいしい料理に定評があり、いつまでも初心者気分でいつづける生徒・吉田直子にも、懇切丁寧に料理を教える。

吉田直子生徒
よしだ・なおこ/東京都生まれ。ライター。冠婚葬祭で使う小物とジュエリーのブランド〈シュオ〉のディレクター、ファッションブランドのプレスを務めるなど、フレキシブルに働く1 児の母。2019年、絵本『こっぷんとかっぷん』(絵・よこやまかんた/若芽舎)を刊行。2020年には蒼井優の著書『今日もかき氷【進化版】』(マガジンハウス)の編集を手がける。渡辺有子の料理教室で毎月記事をまとめているが、いまだに作るよりも食べることを好む。
photo : Wakana Baba text : Naoko Yoshida

