高市首相陣営が総裁選や総選挙で他陣営の誹謗中傷動画を作成したとされる問題で2026年6月14日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)の出演者は国会やメディアの責任に言及、この問題を追及すべきだとの意見で一致した。

谷口真由美さん「問われているのはSNS時代の選挙のあり方」
ビジネスと人権研究所代表理事の谷口真由美さんは「国会でいつまでこんなことやっているんだという批判があるようだが、予算委員会とか国会こそ憲法で定められた国政調査権の場なので、行政府の長である総理大臣とその陣営の説明責任を問う場です。それを検察任せとか第三者委員会まかせにしてしまったら、立法府の自滅行為になる。国政調査権があったからこそ、高市総理が答弁を修正してきた。問われているのはSNS時代の選挙のあり方、選ばれた人たちの正当性です。国会が総力をあげてやらなければいけない」と注文をつけた。
ロバート・キャンベルさん「日本の大手メディアは何をしているのか」
早稲田大学特命教授のロバート・キャンベルさんは「総理大臣の資質が問われる以上に、直接選挙でリーダーが選ばれない日本では、総裁選で次の首相が決まる。これは本当に日本の民主主義の根幹を揺るがすことで、刑事責任があるかないかは置いておいて、厳しく問われるべきだと思う。それと、とても重要なこのような情報を週刊誌に委ねなければいけないとは、日本の大手メディアは何をしているのか、記者クラブのあり方など、これも問われる事件だと思う」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)