KAT-TUN脱退後とはいえ、元トップアイドルが薬物で逮捕されたニュースは世間を大きく騒がせた。
それから6年。現状、表舞台で見かけることがあまりない田口氏は、どのような生活を送っているのだろうか。
取材場所に指定されたのは、男性キャストがパフォーマンスを行う新宿のショークラブ『A-MEN’S TOKYO』。
扉を開けて店内に入ると、アイドル時代と変わらない笑顔の“田口くん”が出迎えてくれた。

◆月の半分はステージに立っている
――今回の取材場所にこちらの店を指定したのはどうしてですか?田口淳之介(以下、田口):僕がいまディレクター的な立ち位置でこの店に関わっているんですよ。
ステージに出る男性キャストの採用や育成をやったり、ショーの構成も考えています。この店は2024年8月にグランドオープンしたんですが、店内の内装のアイデアも出しました。
あと、月の半分くらいは僕もステージに立ってます。ありがたいことに僕目当てで来店されるお客様もいるので、スケジュールが許す限りは出るようにしてますね。
――ショークラブ運営以外にも、タレント、麻雀プロ、ポーカートーナメントシリーズ『JOPT』の公式パートナーを2年間務められたりと、非常に幅広く活動されています。現在の職業は何になるんでしょうか?
田口:いろいろやってますが芸能人ではあると思います(笑)。JOPTの公式パートナーは7月で活動が終了しましたが、10月5日に大阪で開催されたポーカーの大会『GACKT’S PARTY』で優勝したり、趣味が仕事になっている感じです。

◆去年の休みはたったの“4日”

田口:たしかに忙しいです(笑)。去年だと丸一日の休みは4日くらいだったはず。でも、全部遊びのように楽しんで働いているんで、大変さは感じてないですね。
――ここまで精力的に活動される原動力はどこから湧いてくるんでしょうか。
田口:皆さんの応援が大きな力になっています。最近は、奈良のイオンモールでトークショー&ミニライブをしたんですが、400人の方が集まってくれました。

営業の仕事を多くいただけるのは、アイドル時代に得た知名度によるところも大きいと思います。脱退しましたが、KAT-TUNには感謝しかないですね。

