サッカーの元韓国代表FWのレジェンド、パク・チソン氏(45)が、ワールドカップ(W杯)北中米大会に出場している日本代表と韓国代表の戦力分析を行い、「日本がリードしているのは間違いない」との見解を示した。

「日本は急に上手くなったのではなく、持続的に少しずつ成長」
韓国メディア「スターニュース」(ウェブ版)が2026年6月22日に報じた。
グループFの日本(FIFAランキング18位)は、15日に行われた第1節で、オランダ(同8位)と2-2で引き分け、貴重な勝ち点「1」を獲得した。21日の第2節では、チュニジア(同45位)から4ゴールを奪って勝利した。
第2節を終え、1勝1分けの勝ち点「4」。得失点差でオランダがグループ首位に立ち、日本は2位につけている。
一方、グループAの韓国は、12日の第1節でチェコを2-1で下し、勝ち点「3」を獲得した。19日に行われた第2節では、地元メキシコに0-1の惜敗。グループAは、2戦2勝のメキシコが1位通過を決め、1勝1敗で2位の韓国は、25日に南アフリカと対戦する。
「スターニュース」によると、パク氏は、韓国放送局が中継した21日の日本対チュニジア戦の解説を務めたという。
試合は、FW上田綺世(27)が2ゴールを決めるなど、日本がチュニジアを寄せ付けずに4-0で快勝した。日本のW杯4得点は、10年南アフリカ大会のデンマーク戦の3-1を上回る最多得点となった。
記事によると、パク氏は日本がW杯で躍動する理由について、こう分析した。
「ヨーロッパに進出した日本人選手だけでも100人近くいる。単に急に上手くなったのではなく、持続的に少しずつ成長し、今の位置までたどり着いた点が印象的だ。これは逆に、我々もそうなることができるという意味でもある。韓国代表も次の試合が残っているだけに、また違った姿を見せてほしい」
「韓国選手は一定したパフォーマンスを維持できない」
そして、実況アナウンサーが、現状の日韓代表の戦力差について問うと、次のように持論を展開した。
「日本は(自分たちが準備した)姿をすでに示しており、それをかなりうまく維持している反面、韓国は浮き沈みが激しく、大きく揺れ動いている印象だ。韓国も非常に優れた選手を擁しているにもかかわらず、一定したパフォーマンスを維持できない点は残念だ。今後の試合次第で変わる部分は間違いなくあり、残りの試合をもっと見なければ分からないが、現時点だけを見れば、日本がリードしているのは間違いない」
パク氏は00年に、J1リーグの京都パープルサンガでプロデビューを飾った。03年にオランダに渡り、05年にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFCに移籍した。
韓国代表としては3度、W杯に出場し、チームのエースとしてけん引した。現在は後進の指導に当たりながら、テレビの解説を務めているという。