【保存版】毎年花咲く宿根草完全ガイド|選び方・育て方・種類・おすすめ品種

【保存版】毎年花咲く宿根草完全ガイド|選び方・育て方・種類・おすすめ品種

日陰の庭にも! 環境別の選び方

ガーデニングを成功させる秘訣は、環境に合わせた植物を選ぶこと。宿根草には、日当たりの悪い庭や乾燥した庭など、条件の悪い庭環境に適応する種類もあります。それぞれの環境に向く宿根草を一部ご紹介します。

日向

宿根草の庭
R.Moore/Shutterstock.com

多くの植物が好む環境で、ほとんどが問題なく生育します。夏の直射日光や西日が強く当たる場合は、乾燥や高温に強い種類を選び、半日陰や日陰を好むものを避けるのがベター。

半日陰・日陰

日当たりの悪い庭
Maria Evseyeva/Shutterstock.com

ギボウシ/アスチルベ/ツワブキ/アジュガ/ヒューケラ/エゴポディウム/フウチソウ/シダ類/クリスマスローズ/ヘンリーヅタなど

日当たりの悪い庭は、シェードガーデンづくりに最適。春~秋まで長期間観賞できる黄金葉などカラーリーフを選べば、暗い場所も明るい印象にすることができます。木陰などの半日陰は暑さが苦手な植物にもおすすめ。

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乾燥地

ドライガーデン
Kathryn Roach/Shutterstock.com

ラベンダー/ラムズイヤー/エキナセア/アガパンサス/キャットミント/セダム/アガベ/ニューサイラン/グラス類など

乾燥した場所でも生育する宿根草は、ローメンテナンスな庭づくりの強い味方。やせた土や乾燥地でも育ち、ドライガーデンやグラベルガーデンの素材にもおすすめです。

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宿根草の年間管理(秋/冬/春/夏)

宿根草の手入れ
目安となる管理の時期。

宿根草のサイクルは〈秋植え→冬越し→開花&手入れ→夏越し〉

宿根草栽培の大まかな一年の流れは次のとおり。秋に苗を植え付けて冬越しをし、春に芽吹き、開花期を迎え、伸びた茎葉を整理して夏越し。そしてまた秋に植え付けや植え替えをするというサイクルです。季節ごとの作業を確認しましょう。

<秋>植え付け・株分け・株間確保

ペニセタムの植え付け
Mariia Boiko/Shutterstock.com

秋は宿根草の植えどき。一年でも最も多く苗が出回ります。春にも植えることができますが、早めに植えて庭で越冬させることで、根がしっかりと張り、暑さにも耐える丈夫な株づくりができ、翌春の開花もボリュームUP! 植え付けの際は、成長を見越して株間をしっかり取って植えましょう。植え替え・株分けもこの季節が適期です。春から初夏に咲いた宿根草は傷んだ茎葉をカットして整理しておきましょう。

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<冬>地上部の整理・施肥

宿根草の剪定
Mariia Boiko/Shutterstock.com

晩秋から冬の間に枯れた茎葉を地際から切り戻し、株周りをすっきりとさせておきましょう。冬越しの前に、株の周りに完熟堆肥や油粕などの肥料を少量散布すると生育がよくなります。肥料を与えすぎると軟弱に育ちやすいので、適量を意識して。また、地上部がなくなると水やりを忘れがちになります。休眠中の株はさほど水を必要としませんが、特に鉢植えの場合は、冬も鉢土が乾ききらないよう控えめに水やりを続けましょう。翌年のための土づくりにも最適なシーズンです。

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<春>花がら摘み・切り戻し

宿根草の庭
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新芽が動き出し、葉が展開し始めるとともに、次々に開花期を迎えます。春から初夏にかけては庭が一年で一番華やかな季節。美しい庭景色を楽しむとともに、花がら摘みもこまめに行います。種子を採る場合は、花をつけたままにしておきましょう。

5月末から6月初旬にかけて、1/3~半分ほど切り戻しを。切り戻しには、宿根草が大きくなりすぎるのを防いでコンパクトで丈夫に育ち、脇芽の成長を促してよりたくさんの花を楽しめるという効果があります。梅雨前に切り戻して茎葉を整理することで、風通しをよくして蒸れを防止し、夏越しもしやすくなります。

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<夏>水やり時間注意・切り戻し・マルチング

宿根草の庭
Andrew Fletcher/Shutterstock.com

水やりの際には気温が高い日中を避け、早朝か夕方に行うとよいでしょう。昼に水やりをするとすぐに水がお湯のようになり、株が弱ってしまいます。暑さに弱い種類は必要に応じて半日陰などに移動したり、遮光やマルチングをして管理しましょう。夏の終わりには、茂りすぎた茎葉を切り戻して株のリフレッシュを。

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