長野なら、カフェでヤギに出合えます。編集後記「旅と、本と」。

長野なら、カフェでヤギに出合えます。編集後記「旅と、本と」。


東京・新宿から特急あずさに揺られること、2時間。最新号『旅と、本と』の取材のために降り立ったのは、長野県の茅野駅。真っ青な晴天と立派な八ヶ岳がお出迎えしてくれました。駅直結のビルには、誰もが本棚のオーナーになれる『まちライブラリー@My Book Station 茅野駅』があったり(畳の上で休憩しながら読書できる!)、3万冊の蔵書が手に取れる『創業大正 十五年 蓼科親湯温泉』という老舗の旅館があったり......。取材で行く先々に、店主の好きな本が置いてあって、どこにいても本と出合える本好きにはたまらない場所だなあと嬉しくなりました。本誌では、茅野で暮らす生活芸術家のひがしちかさんを案内人にむかえ、8Pにわたってたっぷり紹介しているので、どんな素敵な読書体験ができるの?と気になる方は、ぜひ読んでみてください。

さて、この編集後記では私の心に残ったヤギについて。

ランチタイムは逃したものの、カフェメニューも展開しているとのことで、取材陣とともに訪れた『農家食堂クッチーナ キムラ』。まず店の入り口近くで楽しそうに歩き回る数羽のニワトリに「!?」と驚いたのも序の口。店の奥に広がる芝生には、「メェエエ」と鳴く何匹ものヤギたちが、そしてそのそばにはキリッとこちらを見つめるボーダーコリーが1匹いたのです。なんて自由なんだ。

『農家食堂クッチーナ キムラ』 のカフェメニュー。
入り口で元気に歩くニワトリ。

購入したレモングラスジンジャーティーとオートミールクッキーをどこで撮影しようかとフォトグラファーと悩んだ結果、「この切り株に置いて、せっかくだからヤギ越しに撮ってみましょう!」という結論に。「なになに?」と好奇心たっぷりでこちらに向かってくる子ヤギたちになんとか倒されないよう、奮闘しながら撮影。本誌には素敵な"ヤギカット"載っているので、ぜひ見つけていただきたいです。

ちなみに、ニワトリもヤギもただ飼育しているだけだそうで、どの動物たちものびのびと過ごしているのが印象的でした。数カ月ぶりに訪れたという別のお客さんは「あの子ヤギはこんなに大きくなったのか」と感慨深そうに見つめていました。

ヤギの成長も楽しめる『農家食堂クッチーナ キムラ』、夜は予約制のイタリアンとのことで、また近々茅野に訪れて、トライしてみたいです。

本誌編集H

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Travel with Books / 旅と、本と。&Premium No. 152

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