
高い洗浄力と潤いの両立を目指した一本。
しっかりメイクを落としたい。でも、肌に負担はかけたくない。そんな相反するふたつの願いに、真摯に向き合い続けてきたのが〈ファンケル〉の「マイルドクレンジング オイル」だ。
1997年の発売以来、時代ごとに変化するメイクや肌悩みに合わせて進化を重ね、2026年4月にリニューアル発売したもので8代目。累計販売数は1.3億本という実績を持ち、長く愛されている。
〈ファンケル〉は創業時から「洗い方によっては潤いを奪い、肌を荒らすリスクもある。だからこそ、負担をできるだけ減らしたい」という考えのもと、製品の開発を続けてきた。初代が発売された当時は、ウォータープルーフマスカラや落ちにくいリップが広がり始めた頃。クレンジングはクリーム、ジェルタイプが主流だったが、あえてオイルタイプを選んだのは、「メイクは油性だからオイルがなじみやすく、肌に負担をかけることなく落とせる」という理由からだ。
2004年の3代目では濡れた手でも使えるよう処方を大きく改良。5代目ではまつげエクステ対応を可能にし、6、7代目では落ちにくいメイクも落とせるよう洗浄力をアップ。さらに、毛穴悩みのニーズが高まったことに合わせて、角栓ケアの機能性を重視した。そんなふうに時代の変化に合わせ、洗浄力を高めながら肌への負担をできる限り抑えるため、試行錯誤を重ねてきたのだ。
そして、今回の8代目で着目したのが「洗浄成分の分子サイズ」だ。一般的な洗浄成分は分子サイズが小さく肌内部へ入り込みやすいものもあるという。「マイルドクレンジング オイル」では、分子サイズを大きく設計することで、角層内へ浸入しにくくし、肌バリアへの影響を最小限に抑えている。さらに、摩擦を軽減するためのクッション性の高いテクスチャー、ベタつきを残さず、素早くすすげることにこだわった処方など、〝毎日使うクレンジングオイル〞として心地いい使用感を細やかに追求し、実現してきた。
メイク汚れをするんと落とせるだけでなく、「使い続けると肌の調子が良くなる」と感じるユーザーが多いことも特筆すべき点だ。どんなメイクが流行しても、それに合わせて〈ファンケル〉が処方を更新し続けたこと。その積み重ねが長年にわたる信頼につながっているのだろう。
fancl.co.jp/beauty/micle文/久保直子
くぼ・なおこ/ウェルネス&ビューティジャーナリスト。植物療法(フィトテラピー)をツールに、ココロカラダハダケアについて独自発信。
photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No.152 2026年8月号「&Beauty」に掲載されたものです。

Travel with Books / 旅と、本と。&Premium No. 152
旅をするとき、あなたならどんな一冊を携えて出かけますか。その地にまつわる物語に触れながら町を歩けば、旅の経験はより忘れられないものになりますし、日常を離れ解き放たれた場所でひもといた本の一節が、より深く心に沁み入ることもあります。そして、旅をすることと本を読むことは、どこか似ているようにも思います。そこに何があるかわからない世界へ飛び込んでいく高揚感。それはBetter Life に大切な心を育むための、豊かな時間です。今号の&Premiumのテーマは「本と旅する、日本の美しい町案内」。物語と現実が緩やかに交差する町、旅の目的地にしたくなる書店、本に囲まれ〝知〞に浸る宿、穏やかな時間が流れる喫茶店……。読書を愛するローカルの人々に「本」を入り口に訪ね歩く、さまざまな旅のかたちを紹介してもらいました。そこに一冊の本があるだけで、目の前の景色は深い物語へと変わり、旅はもっと鮮やかに心に刻まれるはずです。
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