『スルメイカ』の“スルメ”ってどんな意味?
平安時代の頃、墨を吐くイカやタコたちは、“墨を吐く群れ”だと言われていました。それが変化して“墨群れ(スミムレ)”と呼ばれるようになり、スミムレ→スミレ→スルメと変化した、という説が有力です。当時は、干したタコのことも“スルメ”と呼ばれていたそうです。
『スルメイカ』とは…
日本近海で生息しているイカは約80種類以上生息しているそうです。そのなかでも、イカの総漁獲量の40%を占め、最も多く漁獲されているのがこの『スルメイカ』。
イカのなかのイカ、真のイカということから「マイカ」とも呼ばれ、寿司や刺身などの生食以外にも、塩辛やさきいかなどの加工食品としても、一般的に最も馴染み深いイカの一つではないでしょうか。
そんな『スルメイカ』の旬は5月〜9月。低脂肪、低カロリー、高タンパク質でヘルシーな食材であり、また、タウリンも豊富に含まれるため、肝機能を高める働きがあるともいわれています。