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【イ・ビョンホン】が週7で食べる⁉ 料理家ワタナベマキさんが捧ぐ韓国の定番料理 ~恋するマキ食堂~

【イ・ビョンホン】が週7で食べる⁉ 料理家ワタナベマキさんが捧ぐ韓国の定番料理 ~恋するマキ食堂~

韓国カルチャーをこよなく愛する料理家のワタナベマキさん。
マキさんの「今気になる」人を毎月ピックアップ。
韓流に魅せられたマキさんのエッセイと、気になる人に贈るレシピで、誌上韓流女子会に誘います。

【今月のひと】
イ・ビョンホン

1970年韓国生まれ。1991年に俳優デビューし、映画・ドラマの話題作で活躍。繊細な役から迫力ある悪役まで幅広く演じ分け、確かな演技力と圧倒的存在感で韓国を代表する俳優の一人となり、海外作品にも出演。韓国のみならず今なお世界的に高く評価される実力派俳優である。

どんな役もこなす演技力と圧倒的存在感に惹かれます
シーズン2の最初にどなたを取り上げようか迷ったのですが、やっぱりこの方から始めたいと思いました。
イ・ビョンホンさんです。韓国を代表する俳優であり、国内外で高く評価されている存在ですよね。
『私たちのブルース』では少し不器用で人間くさい人物を、『コンクリート・ユートピア』では権力を手にして狂気をにじませる男を演じ、『スンブ:二人の棋士』では韓国最高の囲碁棋士に扮していました。
さらに『イカゲーム』ではフロントマンですから、その振り幅の大きさに驚かされます。
派手に感情を見せるわけではないのに、ふとした目線や間の取り方だけでぐっと引き込まれてしまう。
作品の中にいるだけで、その場の空気を変えてしまうような力があって、あの吸い寄せられるような感覚は、やはり並の俳優さんではないなと思います。
しかも作品選びがうまくて、何を観ても外れがない。だから今公開中の映画『しあわせな選択』で、突然解雇された会社員をどう演じているのかも、とても楽しみにしています。

飾らない素朴なおいしさに人柄が重なります
そんなイ・ビョンホンさんが大好物だという料理、ジェユクポックムを作ってみました。豚肉を甘辛い味でしっかり炒めた一品です。ひと口食べると食欲に火がつくような力強さがあって、あとを引く味わい。
えごまの葉で包んで食べれば香りも加わって、ますます箸が進みます。ご飯にも、おつまみにもぴったり。イ・ビョンホンさんの妻で俳優のイ・ミンジョンさんによると、週に7回も食べているのだとか。
それを聞いたときに、なんだか急に親しみがわいてしまいました。
あれだけ華やかなスターでありながら、土台にはこういう力強くて飾らない味を愛する、ぶれない感覚があるのだなあと。
華やかさの奥にどっしりとした厚みがあって、多くの人を惹きつけるイ・ビョンホンさんには、こんなふうにストレートなおいしさのある、気取らない料理がよく似合う気がしています。

ファンミーティングに行ってきました!

20年来のファンが集う会場は、とても真面目でおだやかな空気。
ファンとの絆の強さと、長く愛され続けるすごさを実感し、私はまだまだひよっこファンだと身に沁みました。

イ・ビョンホン氏が週7 食べる味!?
ジェユクポックム

豚肉をコチュジャンベースのたれで炒める、韓国の定番家庭料理。
葉野菜で包んだり、キムチを添えたりして食べるのがおすすめです。

材料 –2人分–
玉ねぎ … ½個
さやいんげん … 8本
豚切り落とし肉 … 200g
塩 … 少々
ごま油 … 小さじ2
えごまの葉 … 適量
A 
おろししょうが … 1 かけ分
おろしにんにく … 1 かけ分
コチュジャン … 大さじ1
酒 … 大さじ1
しょうゆ … 小さじ2

作り方
1. 玉ねぎは縦に1 ㎝幅に切り、さやいんげんは両端を切り落として、斜め切りにする。

2. 豚肉は大きいものは食べやすい大きさに切り、塩をふる。

3. フライパンにごま油を入れて中火で熱し、1 と2 を入れる。全体に焼き目がつくまで炒める。

4. 豚肉にしっかりと火が通り、玉ねぎが透き通ったら、合わせたAを加えて汁気がなくなるまで炒めて絡める。

5. 器に盛り、えごまの葉を添える。

マキさんのコ・レ・観・て!

『私たちのブルース』

済州島を舞台に、海女や市場の商人、トラック万物商ら、島で生きる人々の喜びや痛み、恋や人生の折り返しをオムニバス形式で描くヒューマンドラマであり、群像劇としても見ごたえ十分である。海と島の景色も美しい。

Netflixシリーズ「私たちのブルース」独占配信中

presented by
ワタナベマキさん
料理家。グラフィックデザイナーを経て現職に。雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は5月22日発売『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(主婦の友社)。「wa &(ワンダー)」としてオリジナルの醬を企画、発売中!

photograph: Ryo Yonekura text: Kaori Hareyama

大人のおしゃれ手帖2026年6月号より抜粋
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