本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが案内する、京都で味わいたい鮮やかな折詰を紹介します。
―『木屋町 蘭』―

「お漬け物寿司」元祖の味。
昭和24(1949)年の創業以来、3代にわたり口の肥えた旦那衆を喜ばせてきた寿司割烹。端正に並ぶ漬物のにぎり寿司は、〆の茶漬け代わりにと40年ほど前に2代目が考案したもの。糠漬けの茄子と胡瓜には生姜、大根には胡麻とわさびの風味、たくあんには木の芽と、それぞれにひと手間が加わる。口にすれば老舗の技に納得する、さすがの名物。2人前¥4,320。
DATA 京都市中京区木屋町通四条上ル鍋屋町212‒6 075‒221‒0647 受け取り14:00頃~22:00 日休 前日までの予約を。ほかに小巻きなども。
photo & text : Mako Yamato
※この記事は、No. 142 2025年10月号「&Kyoto」に掲載されたものです。
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TIME FOR READING / あの人の読書の時間と、本棚。&Premium No. 142
ネットやSNSで、知りたい情報にすぐ辿り着ける昨今。それは確かに便利で魅力的でもあるのですが、ときに、目まぐるしく流れる情報にのみ込まれるような気分になることもあります。そんな慌ただしい時代だからこそ、本を開く時間の特別さがあらためて心にしみるのかもしれません。ページをめくる静かなひとときは、誰にも急かされることなく、自分のペースで思いを巡らせる時間。朝の一冊、“聴く読書”など、本を愛する人々の読書習慣と、個性豊かな本棚をずらりと紹介。読書家たちの手放せない本と忘れられないフレーズ、生き方を教えてくれるマンガ案内……。いまこそ大切にしていきたい、「読書の時間」の見つけ方、そして素敵な本との出合いについて。読書家のみなさんの、本とともにある暮らしを訪ねます。
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