◆主要ホルモンの種類

癒やしホルモン:オキシトシン
興奮ホルモン:ドーパミン
元気ホルモン:セロトニン
②性ホルモン
ツヤと安定の女性ホルモン:エストロゲン
筋肉と性の男性ホルモン:テストステロン
※フィッシャーの4タイプでは、セロトニン・ドーパミン・テストステロン・エストロゲンを使用しているが、今回は男性向け診断のため、エストロゲンは除き、代わりにオキシトシンを追加した
![好みの女性タイプでわかる[男の疲れ原因]診断](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/10/1760315054862_rpwe6v0k5qf.jpg?maxwidth=800)
◆疲れの原因を知るカギになるのは「4つの脳内ホルモン」
ストレスや頭の疲れと深く関係する脳内ホルモンには、主にセロトニン、ドーパミン、テストステロン、オキシトシンの4種類がある。この診断について、心理カウンセラーの下園壮太氏が解説する。「人間はどのホルモンも持っているので、各タイプは完全に独立したものではなく、あくまで傾向。実際にはグラデーションのように出ているものだと思ってください。私の現場感覚では、日本人男性ではセロトニン体質が最も多く、2人に1人ぐらい。テストステロン体質とオキシトシン体質はそれぞれ2割、ドーパミン体質は1割程度だと思います」
では、これらの脳内ホルモンがなぜ好みのタイプに繫がるのか。「類は友を呼ぶと言うように、人間は同じホルモン体質の異性に惹かれやすい」と語るのは、脳科学専門コンサルタントの佐藤洋平氏だ。
「つまりドーパミン体質の男性の場合、同じドーパミン体質の女性に惹かれるといった具合です。これを『類似性の法則』と呼びます。人は体温や血糖値などを一定に保つ恒常性があるので、自分のホルモン体質を生かせる相手や環境を望む傾向があるからです。もちろん、自分にはないものを持つ相手に惹かれる『補完性の法則』もありますが、全体では、自分と似ている相手を好む傾向のほうが強いと言えるでしょう」
実はこういった脳内ホルモンを基にしたタイプ分析は一部のマッチングアプリにも転用され、マッチング精度を高める目的でシステムに組み込まれているという。

