全国各地の本屋には、その土地、その店のカルチャーを表すバリエーション豊かなトートバッグが揃う。本と一緒に、旅の思い出に。&Premium152号(2026年8月号)「旅と、本と」より、「旅先で手に入れたい、本屋のトートバッグ」を紹介します。
01 岩手 盛岡 『ブックナード』 「個人経営の本屋はまだ死んでいない」という言葉には、〝本オタク〞の店主の「あなたの町のあなたの愛する本屋が、少しでも長く続きますように」という願いが込められている。W36×H37×D12㎝ ¥3,300。岩手県盛岡市内丸16‒16 https://booknerd.stores.jp/ 11:00~17:00 無休
02 群馬 高崎 『レベルブックス』 「本をつかみとれ、あるいは目一杯楽しもう。そして本と歩む人生を素晴らしいものにしよう」とは、店主が店のロゴイラストの参照元にも選んだ映画『いまを生きる』の名台詞が着想源。W38×H42㎝ ¥2,310。群馬県高崎市椿町24‒3 https://rebelbooks.jp 13:00~18:00 水休
03 鳥取 鳥取 『シープシープ ブックス』 「本があればひとりでも孤独ではない」というメッセージを、群れで暮らす羊が背中合わせで寄り添いながら本を読む絵とともに表現。W36×H37×D11㎝ ¥2,310。鳥取県鳥取市元町121 定有堂ビル2Fhttps://sheepsheepbooks.stores.jp 12:00~19:00(土日10:00~)水、第2 火休
04 愛知 名古屋 『オン リーディング』 中央の本のイラストには、「本があれば、どこへでも行ける」というコピーが。その場にいながら他人の人生や未知の世界へと連れていってくれる読書は、まるで旅のよう。W38×H42×D12㎝ ¥2,200。名古屋市千種区東山通5‒19‒2A&2B 052‒789‒0855 12:00~20:00 火休
05 秋田 大仙 『ベイリーブックス』 映画『素晴らしき哉、人生!』より。「百万長者になりたい!」という台詞を「本が百万冊あればいいのに」とオマージュ。文庫本が約8冊入るコンパクトサイズ。W28×H16×D8㎝ ¥980。秋田県大仙市大曲通町2‒24‒1F左https://baileybooks1.wordpress.com 11:00~18:00 日月休
06 東京 駒沢『スノウショベリング』 “BOOK PEOPLE”とは、小説『華氏451度』で描かれる、小説や哲学が禁止された世界で全文を記憶し守っている人々のこと。そんな存在になりたいという店主の思いから制作。W36×H37×D12㎝ ¥2,300。東京都世田谷区深沢4‒35‒7‒2F‒C 03‒6432‒3468 13:00~18:00 火水休
メッセージを携えて歩く。
本屋がオリジナルで制作するトートには、思わず足を止めてしまうような魅力的な言葉が載せられたものがある。店主の読書観やカルチャーへのまなざしを表現したものや、映画の台詞のオマージュ、誰かの背中をそっと押してくれるフレーズなど。本を愛する店だからこそ、ひとつひとつのメッセージに強い思いが込められている。本棚からお気に入りの一冊を探すように、心に響くワードを見つけよう。本を読むだけでなく、特別な言葉を持ち歩く楽しさを体験してみて。
photo : Satoshi Yamaguchi text : Shoko Matsumoto
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Travel with Books / 旅と、本と。&Premium No. 152
旅をするとき、あなたならどんな一冊を携えて出かけますか。その地にまつわる物語に触れながら町を歩けば、旅の経験はより忘れられないものになりますし、日常を離れ解き放たれた場所でひもといた本の一節が、より深く心に沁み入ることもあります。そして、旅をすることと本を読むことは、どこか似ているようにも思います。そこに何があるかわからない世界へ飛び込んでいく高揚感。それはBetter Life に大切な心を育むための、豊かな時間です。今号の&Premiumのテーマは「本と旅する、日本の美しい町案内」。物語と現実が緩やかに交差する町、旅の目的地にしたくなる書店、本に囲まれ〝知〞に浸る宿、穏やかな時間が流れる喫茶店……。読書を愛するローカルの人々に「本」を入り口に訪ね歩く、さまざまな旅のかたちを紹介してもらいました。そこに一冊の本があるだけで、目の前の景色は深い物語へと変わり、旅はもっと鮮やかに心に刻まれるはずです。
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