本誌連載「&Kyoto」でおなじみ、現地在住のライター、コーディネーターの大和まこさんが案内する、京都で味わいたい鮮やかな折詰を紹介します。
―『たん熊北店』―

品よく手頃な「春彩弁当」。
料亭や仕出し店のこだわり弁当を、ひとつから買えるのが魅力の『ジェイアール京都伊勢丹』地下2階「老舗・名店弁当」コーナー。昭和3(1928)年に高瀬川のほとりで創業した『たん熊北店』の「春彩弁当」はちらし寿司に季節ごはん、牛すき焼きなど素材の持ち味を生かした内容に。あれこれ味わいたい気持ちを満たしつつ、手頃な価格も嬉しい。¥2,970。
DATA 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 075‒352‒1111(大代表) 10:00~20:00 不定休 春彩弁当は金~月のみ販売。予約も可。季節に応じて中身が変わり「夏彩弁当」などに。
photo & text : Mako Yamato
※この記事は、No. 149 2026年4月号「&Kyoto」に掲載されたものです。
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NEW STANDARDS / これからの、スタンダード。&Premium No. 149
これからの私たちの「もの選び」は、どのように変わっていくのでしょう。暮らしの道具や日々の装いにおいて「本当に必要なもの」を問い直すとき、まず浮かぶのが「スタンダード」という基準です。一時的な流行を追うのでなく、いつまでも着たい、使いたいと思えるもの。つくりのよさ、機能とデザインが生む美しさ、そして作り手の心が伝わるもの。しかし、センスのいい大人たちは「定番だから」という理由だけで、ものを選んでいるわけではないようです。もう一歩先に踏み込み、自らの感覚を物差しにして摑み取っているのは「これからの、スタンダード」。すでにスタンダードになっているものを深く知り、ときには失敗を重ね、時間をかけて使い続け、本当に信頼のおけるものと出合う。そういった丁寧な歩みこそが人それぞれのBetter Life をかたちづくるのだと&Premiumは思います。未来の定番を見つけ出すために必要なのは「自分を知る」こと。心地よくて誠実な「スタンダード」探しの入り口は、ここにあります。
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