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ヤクルトは「バントも必要」、6連敗「失速」に球界OB提言 確率の悪い待ち方より「送って確率を上げる方が」

プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年7月8日にユーチューブを更新し、6連敗中のヤクルトについて「バントも必要」との見解を示した。

ヤクルトの本拠地・神宮球場

「ヤクルトは全体的に疲れがきている」

ヤクルトは7月8日にマツダスタジアムで広島と対戦し、3-4のサヨナラ負けを喫した。3-3の同点で迎えた9回、2死満塁のピンチで、星知弥投手(32)が押し出しとなる四球を与えた。チームは7日の広島戦に続いて、2夜連続のサヨナラ負けを喫した。

これで最大「11」あった貯金は「1」にまで減り、勝率で首位に並ぶ阪神と巨人とのゲーム差は2.5ゲームに広がった。

7月に入ってからまだ白星がないヤクルト。失速した理由について高木氏は「全体的に疲れがきている。それと、長岡(秀樹)が休みがち。中堅どころからベテランの塩見(泰隆)の結果が出ない。それでキャッチャーの中村(悠平)も精彩を欠いている」とし、不振の打撃に言及した。

「打線は相当苦しい。でも、チャンスは作る。バントをしないよね。それでゲッツーを食らって、サンタナの前にランナーがいなくなるとか、ランナーが単独サードになるとか。そういうケースがあるので、バントをやるところはやったほうがいい。これは、池山(隆寛)監督とか球団の方針があるのだろうから、こっちが言うべき話ではないが、送るときはしっかり送ったほうがいい」

今季のヤクルトは、犠打の数が他のチームに比べて少ない。76試合で犠打は17個で、セ・パ両リーグ最少だ。セ・リーグは広島の57個、パ・リーグは西武の51個が、リーグ最多となっている。

「ちょっと悪い時は素直な野球を」

このような傾向を踏まえ、高木氏は「ヤクルトの強みはピッチャー。接戦に持ち込めば逃げ切れる。だからそういうスタイル(バント)を取った方がいいのかなという節はある。ちょっと悪い時は素直な野球をやった方がいい。より点の入る確率で野球を進めていった方が、少しは勝機が見えてくる」とし、こう続けた。

「流れがよいというような感じでやるには、バントも必要。1割バッターが大事なところで全く打てない。確率の悪い待ち方をするよりは、(バントでランナーを)送って確率を上げる方が点になる。点を取れば、強みである7回、8回、9回にピッチャーが抑えてくれる。そういうことになれば、もう1度リズムに乗ってくる」

池山隆寛監督(60)就任1年目の今季は、積極的な打線の影響もあり開幕から好調をキープした。セ・パ交流戦では、6勝11敗1分けと負け越しペースダウンした。7月も苦戦が続く中、どう巻き返すか。池山監督の手腕に注目が集まる。

配信元: J-CASTニュース

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