SNSを中心に大きな注目を集めたカルビー「かっぱえびせん」や「ポテトチップス」の一部商品の白黒2色印刷パッケージが順次、「表面のフルカラー印刷」になる。カルビーが2026年7月9日に発表した。
白黒パッケージは、余白にイラストを描き込むといった楽しみ方などが流行したが、こうしたSNSを中心とした注目は商品の販売動向に影響を与えたのだろうか。広報に聞いた。

「もうすぐ終わるのちょっと残念...」惜しむ声も
カルビーは5月下旬頃から、「中東情勢の影響による印刷原材料の調達不安定化への対応」として、「ポテトチップス」「かっぱえびせん」「堅あげポテト」「フルグラ」の計14品のパッケージを2色印刷で展開していた。
7月9日には、「カラーパッケージは商品に関する必要な情報を適切にお伝えし、お客様に安心して商品をお選びいただくうえで重要な役割を担うと考えております」として、「商品の安定供給を最優先に、調達状況を見極めながら、節約を継続してカラー印刷を再開」すると発表。
白黒パッケージを展開していた商品のうち、「ポテトチップス」「かっぱえびせん」「フルグラ」の計8品で、「パッケージ表面のフルカラー印刷を再開」するとした。なお、「フルグラ」は「全面(表面・裏面)」でのフルカラー印刷を再開するという。
「フルグラ」は7月27日週以降、「かっぱえびせん」は8月3日週以降、「ポテトチップス」は8月10日週以降順次、店頭に展開される。
「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」等の白黒パッケージは、SNSを中心に大きな注目を集めた。フリマサイトには白黒パッケージの商品が多数出品されているほか、余白にイラストを描き込むといった楽しみ方も流行していた。
Xでは「表面のフルカラー印刷の再開」の発表に、「もうすぐ終わるのちょっと残念...」「白黒のままでもいいよー」など惜しむ声も寄せられている。
「堅あげポテト」等のフルカラー再開は「現時点では回答できかねます」
こうした白黒パッケージへの大きな注目について、カルビーはどのように受け止めているのだろうか。カルビーグループ広報部は9日、J-CASTニュースの取材に、
「多くのお客様に関心を持っていただいていることを認識しております。今後も引き続き安定供給に努めてまいります」
と回答。一方で、こうした関心による「売り上げやブランド影響に関しては現時点でわかりかねます」とした。
また今回、「堅あげポテト」のうすしお味・ブラックペッパーと、「ポテトチップス」の大容量タイプ(160g)については、「表面のフルカラー印刷の再開」は発表されていない。
これらの商品へのフルカラー印刷再開への見通しについては、「現時点では回答できかねます」とした。「今後も、地政学的リスクを含む事業環境の変化に、機動的かつ柔軟に対応しながら、安全・安心でご満足いただける商品をお届けできるよう努めてまいります」とコメントした。