「この店来たことある?」初デートで男性に聞かれたとき、彼が惚れる女の言動とは

「この店来たことある?」初デートで男性に聞かれたとき、彼が惚れる女の言動とは

今週のテーマは「なぜか彼氏が途切れない女の特徴は?」という質問。さて、その答えとは?

▶【Q】はこちら:「なぜかあの子はいつも大切にされている…」彼氏が途切れない女のデートの作法とは?


二度目のデートで、僕は決めた。“里香に次会うとき、ちゃんと告白しよう”と。

だから三度目のデートの帰り道、僕は、彼女の目を見て言った。

「里香ちゃん、僕と付き合って」

少し驚いた顔をしていたけれど、可愛い笑顔で大きく頷いてくれた里香。

僕は、会社を経営している31歳。身長は高く、女性に対しては優しいほうだからかモテないことはない。

でもどうして、里香が良いなと思い、自ら告白するまでに至ったのか?

理由は、簡単だ。

きっと他の男性も、里香と出会ったら思わず「付き合って」と言いたくなるに違いない。

A1:明るくて可愛い子だなという、第一印象が良かった。


里香と出会ったのは、僕の友人が誘ってくれた飲みの場だった。友人から「彼女が飲んでいるから一緒に行こう」と言われ、行った場所に里香が居た。

とびっきりの笑顔で迎えてくれた里香。

「こんばんは。恵里菜の友達の、里香です」
「初めまして。翔です」

― 可愛い。

そもそも、この笑顔に僕はやられたのかもしれない。この後も、里香はずっと笑顔で可愛らしかった。

この時は、一緒に飲んだだけで連絡先は交換しなかった。後日、また同じメンバーで飲むことになり、その時に連絡先を交換し僕は里香をデートに誘った。

初デートは、広尾の『鳥さわ22』にした。料理がストップをかけるまで供されるおまかせスタイルなのが、デートにぴったりだと思ったからだ。そしてこの初デートで、僕は里香のことをだいぶ「いいな」と思うようになる。


「ここ、来たことあった?」

デートのお決まりのようなこのセリフ。あまり聞く意味はないとわかっているのに、何となく聞いてしまう。

すると、この定番質問に対する答えが完璧だった。

「ううん、初めて来ました。ちなみに、今日は誘ってくれてありがとうございます」

“初めて”はもちろん嬉しい。それに加え、誘ったことに対するお礼までしてくれて、里香の性格の良さが垣間見られた。

「こちらこそ、来てくれてありがとう」
「実は翔さんとのご飯、すっごく楽しみにしていたんです♡」

そして「すっごく楽しみにしてた」とか。喜ぶような言葉を、さらっと言ってくれる里香。

デート中に、こんなことを言われたらこちらとしては安堵するし、心の中では「よっしゃ」と思うに決まっている。

「そうなの?嬉しいんだけど」

思わず頬が緩んでしまう。そんな感じで始まったデートは、とても楽しかった。

「里香ちゃんは、なんのお仕事しているんだっけ?」
「私はPR関連の会社に勤めてます」
「そうなんだ。どんな仕事をしているの?」

美味しい串を食べながら、お互いの仕事や出身大学など他愛もない会話が続く。そんなとき、里香が突然僕のことを褒めてくれた。


「翔さんって、絶対モテますよね?一緒にいて楽しいし、気遣いとかもすごいし」
「え〜どうだろう。里香ちゃんの方こそ」

― この子、モテるな。

デート開始早々から、そう思った。可愛いし気立てもいいし性格も良い。周りの男は放っておかないだろう。

だから僕は、結構突っ込んでみることにした。

「ちなみに…。里香ちゃんって、今彼氏とかいるの?」
「今はいなくて。つい最近別れちゃって」
「そうなんだ。じゃあ、今は誰もいないの?」
「うん。フリーです」

この回答を聞いて、思わず喜んだ自分がいる。稀に出会えるこんな良い子が、フリーであることにホッとした。

それと同時に、「最近まで彼氏がいた」と言われて納得もしたし、良かったと思った。

あまりにも長い間彼氏がいないと言われたら嘘っぽくも聞こえるし、「逆に何か問題でもあるのか?」と思ってしまうから。

「どういう男性が好きなの?」
「仕事を頑張っている人が好きかな。あと、優しい人」
「俺、じゃあちょっとは可能性ある?」
「もちろん」

そして、僕にも当てはまるような人をタイプと言ってくれる。

「翔さんは?どういう人がタイプなの?」
「僕は明るくて、ポジティブな子が好き。一緒にいて楽しいって大事だなと思って」
「わかる!ずっと一緒にいるなら、楽しい人がいいですよね」

そして何より、一緒にいて楽しい。

だから僕はテンションが高いまま、すぐに次のデートの約束にこぎつけた。

「里香ちゃん、次はいつ会えるかな。来週とかはどう?」
「空いています!私も早く会いたいと思っていたから、嬉しい」

これでなかなか会えなかったら“合わない”ということだし、熱くなった気持ちが冷えてしまうこともある。

しかし、里香とはすんなり次のデートが決まった。

A2:他の男に取られそうで怖かったから。


そして迎えた二度目のデートも、もちろん楽しかった。

「翔さん、今日も素敵なお店を予約してくれてありがとう」
「いえいえ。里香ちゃんが喜んでくれて、良かった」

今日も、ちゃんとお礼を言ってくれて、「嬉しい」とか「楽しい」とかを言葉にして、伝えてきてくれる里香。

そして気がつけば敬語がなくなっているのもいい。

「くぅ〜〜美味しい!」
「里香ちゃん、良い顔するね。やっぱり夏はビールだよね」

一口ビールを飲んで嬉しそうにする顔とかも、コロコロと表情が変わって可愛い。ただ、僕はこのデートに至るまでちょっと不安なことがあった。


「そういえば、里香ちゃんってあまり連絡とかLINEしない人?」

前回のデート以降、お礼のLINEはきた。しかし、それ以降パタリと連絡が来なかった。

他の女性は、基本的に向こうからLINEがくる。特に用もないけれど連絡をしてくる人もいるし、「次はいつ会える?」的な催促メッセージを送ってくる人も多い。

しかし、里香からは連絡が全然来なかった。

― あれ?僕に興味ないのかな?

そう思うほど、何もなかった。

「え?どうだろう…。普通にすると思うけど。なんで?」
「いや、里香ちゃんの方から全然LINEが来ないなと思って」
「そう?連絡もらえたら、もちろんなるべく早めに返すよ。ただ、翔さんも忙しいし、迷惑じゃないかなと思って」
「まさか。里香ちゃんからの連絡、嬉しいよ」
「本当に?その言葉の方が嬉しいんだけど」

里香は、一緒にいる時は可愛いのに、会っていない時は意外にクールでガツガツこないのも良い。

そして今日も、ずっと笑顔でいてくれる。

「里香ちゃんって、落ち込むこととかあるの?」
「あるよ〜。でも、寝たら忘れるかも」
「それ最高だね」

ただ、ここまでではもしかしたら三度目のデートで告白はしなかったかもしれない。

僕が「早く言おう」と思った理由は、この二度目のデートの2軒目にあった。


なんとなく、自然に2軒目へ行くことになった僕たち。

店は西麻布にあるバーにしたのだけれど、行ってから「あ…この店、大丈夫だったかな」とちょっとだけ心配になった。

なぜならソファ席が多くて、室内が薄暗い。カップルとか距離を縮めたい男女向けのバーだったから。

しかしそんな心配は無用だったようで、里香は変にベタベタしてこないし、ちゃんと一定の距離を保っていた。

「里香ちゃん、お酒強いね」
「そうでもないよ。翔さんの方こそ」
「僕は結構、酔っ払ってる(笑)
「そうなの?全然そんなふうに見えないけど」

こういう状況で、ここぞとばかりにボディタッチをしてくる女性も多いけれど、里香のこの“しっかりしている感”は、とても好感が持てたし安心できた。

こんな良い子には、なかなか出会えない。

「今日もありがとう。本当に楽しかった。いつも翔くん、ご馳走さまです」
「ううん。気をつけて帰ってね」

ちゃんとお礼が言えるし、しっかりしているうえにガツガツしていない。

明るくて一緒にいて楽しいけれど、一線を越えてこない品の良さもある。

最近まで彼氏がいたことを考えると、すぐに誰かに取られてしまうかもしれない…。

僕は「とにかく早めに告白せねば」と思い、3回目のデートで自分の思いを伝えることにした。


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配信元: 東京カレンダー

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