[1]身近な人の死を、自身の「死生観」を育むきっかけと捉える
身近な人が終末期を迎えた場合、積極的に見舞いに行く。直前でどんなことを考えて、どのように最期を迎えたかを見届けることは、自分がどのように人生の最期を迎えたいかの「死生観」を育む機会にもなる
[2] 死を身近なものとして認識し、向き合う
人は必ず死ぬという事実を認識し、自分もいずれ死ぬということを捉えられるようにすることは、「今を大事に生きること」につながる
高齢化の進む日本において、ホスピス・緩和ケアの需要はどんどん高まると感じ、その中でも、その人の暮らしを大切にするというホームホスピスについて詳しく知りたいと思い、取材を申し込みました。
親がまだ元気なときに、介護のことに気が向かないのは自然なことだと思います。しかし、介護や看取りについて話すことは決して縁起の悪いことではなく、むしろ大切な人への思いやりの表れなのだと、この取材を通じて感じました。
小さな一歩からでも構いません。家族で将来のことを話し合ってみる、そんなきっかけになれば幸いです。