◆お金のあるファンとグラドルとの不適切な関係

白河:そういうことですね。
あとは「投げ銭形式で競い合う」システムのときに、最後の最後で大量に投げ銭をもらって勝った子がいたんです。
その子が太いファンとあからさまな感じでイチャイチャしている現場を、撮影会で見てしまったり。
そういうのが重なって「クリーンな世界じゃないな」と。ある意味、売れるために割り切ってなんでもやる子、そういう子が売れるんでしょうけど、私はそれができる人間じゃないな、と思ってしまったんです。
――なるほど……。
白河:そういう子がいると、ファンの方のなかに「自分も同じようにつながれるかも」って思って近付いてくる人も出てきちゃうんですよ。そのあたりも精神的にすり減っちゃった点ですね。
そういうことが続いて、当時の事務所に相談したんですけど「守ってくれる」より「そのくらいやらなきゃ」って感じで。
そのあたりも納得できなくて、結局事務所も信用できなくなっちゃいました。
◆イメージDVDの撮影現場でもトラブル続出
――売れるためとは言っても、もう少し女の子を守ってくれないと、と言いたくなります。白河:あとは、イメージDVDの撮影のときにも違和感と言うか……。
なんだか「スタッフさんとの距離が妙に近いな」とか「思っていた内容と違うな」とか、そういう点も不満でした。
――そのあたり、こちらの業界は気を使う部分ですからね。
白河:本当に、もう全然違いました。こっちの撮影の方が健全だと思ってしまうくらい(笑)。
スタッフさんとの距離もしっかり保たれていますし、普段は全部見せていますけどカメラが止まればすぐにガウンを着せてくれる、みたいにすごく守ってくれると言うか、メリハリがあるんです。
イメージDVDの撮影みたいに「思っていた内容と違う」なんてこともないですし。
――そのあたりは、AV新法の存在も関係してきますよね。撮影内容は全部説明して、出演者に了承を取らなければならないのがこちらの業界ですから。グラビア業界だと、そのあたりの明確な縛りがないので、ちょっと距離の取り方も含めて違う部分はあるのかもしれません。

