大リーグのミネソタ・ツインズ傘下3Aでプレーする韓国出身コ・ウソク投手(27)が、グラブの異物規定違反疑惑により退場処分を受けた。

「コ・ウソクが逆風に直面している」
コは、2026年7月25日(日本時間)に行われた3Aの試合の7回に3番手として登場した。
複数の韓国メディアによると、マウンドに上がる直前に、審判によるグラブチェックが行われ、グラブに粘着物質が見つかり退場となった。コは1球も投じることなく、グラブは押収されたという。
これにより、コは大リーグ機構(MLB)から10試合の出場停止処分を受けた。
コは、韓国プロ野球(KBO)時代の22年に最多セーブのタイトルを獲得。23年オフにポスティングシステムを利用してサンディエゴ・パドレスに移籍した。韓国メディアによると、2年総額450万ドル(約6億3000万円)で契約したという。
渡米してから2シーズンは、大リーグでの登板はなかった。マイナー暮らしが続く中、7月8日にミネソタ・ツインズで大リーグに昇格した。10日に大リーグデビューを果たし、その後、3試合に登板するも結果を残せずマイナーに降格した。
元韓国セーブ王のまさかの出場停止処分。複数の韓国メディアが速報した。
「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、「コ・ウソクが逆風に直面している。異物混入による処分は、KBOリーグでも大リーグと同様に適用されている。したがって、コ・ウソクの大リーグ復帰への挑戦はもちろん、韓国への復帰の際にも足かせとなる見通しだ」と報じた。
「SPOTV NEWS」(ウェブ版)は「青天の霹靂コ・ウソク、結局10試合の出場停止 一体どんな異物を使ったのか...規定違反で懲戒処分」とのタイトルで記事化した。
「コがどのような異物を使用したのかは明らかにされていない」
記事では、「一体、コ・ウソクはどのような異物のせいで出場停止処分まで受けたのだろうか。現地メディアは『コ・ウソクが規定違反により出場停止処分を受けた』と報じただけで、コ・ウソクが具体的にどのような異物を使用したのかは明らかにされていない」とした。
コは韓国代表として多くの国際試合に出場した経験を持つ。23年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、コの大会前のコメントが波紋を広げた。
地元メディアの取材に対し、大会で日本代表の大谷翔平選手(32)と対戦した場合、「故意死球」を与える可能性に言及。この発言がインターネット上で拡散し、日韓野球ファンから大きな批判を浴びた。
なお、コは大会前の強化試合で負傷し、WBCでは1度もマウンドに上がることはなかった。