
文具のとびら編集部
神奈川県川崎市にある日本理化学工業の本社敷地内で、2025年10月11日に「北海道美唄フェア2025秋」が開催された。主催は美唄市と日本理化学工業。
同社は、ダストレスチョークや 「キットパス」 などの製造販売を行っているが、そのチョーク工場が美唄市にある関係で、2021年10月、本社敷地内に「北海道美唄コンテナショップ」を開設。美唄産のブランド米、やきとり、蜂蜜、野菜といった特産品などを販売している。それがきっかけとなり、年2回ほど北海道美唄フェアを開催している。
美唄産の新米求め長い行列
フェアは10:30にスタート。オープニングセレモニーでは美唄市から訪れた土屋貴久副市長があいさつに立ち、「北海道美唄市から来ました。あいにくの雨模様ですけれども、朝からこんなにたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます。美唄市の場所は、札幌市と旭川市のちょうど中間ぐらいにあり、農業が盛んで、お米が主要作物という町です。つい先日、秋の稲刈りが終わって、たくさんのおいしい北海道産米が取れました。そんな北海道の新米をぜひ食べていただいたり、お買い求めいただけると、本当に助かります。ぜひ、美唄を楽しんでいただければと思います。今日開催をいただきました日本理化学工業大山社長をはじめ、スタッフの皆さま、ありがとうございます。そして、川崎市高津区の皆さま、首都圏から来ていただいた皆さま、本当にありがとうございました。今日1日、どうぞよろしくお願いいたします」と述べた。

あいさつする美唄市の土屋貴久副市長
続いて、日本理化学工業の大山隆久社長が「皆さま、おはようございます。まずは美唄市の土屋副市長、美唄市役所の皆さま、美唄フェア関係者の皆さま、そして日本理化学工業の社員の皆さん、このフェアに向けて準備をしていただき、本当にありがとうございました。2021年に始まったこのフェアは今回9回目になります。年々、来場者が増えておりまして、前回は800名を超える来場者で大盛況になりました。ご来場いただいた皆さまには、お米や野菜をご提供することはもちろんですが、『おいしかった』と言ってお帰りいただくために何ができるかをずっと自問し、皆さんでアイデアを出しています。本日1日よろしくお願いいたします。美唄フェアのスタートになります」とあいさつした。
あいさつする日本理化学工業の大山隆久社長
会場には、「ななつぼし」「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」といった美唄産の新米に加え、枝豆、蜂蜜などが並んだほか、やきとり、とりめし、ジンギスカン、ハスカップソーダ、アイスクリームも販売され、買い求めるお客の長い列ができた。
また、日本理化学工業の画材「キットパス」を使った手形スタンプやキットパス号に絵を描いて楽しむことができる企画を設けた。さらに、“縁日”と銘打ったゲームコーナーとして、景品が当たる輪投げや的当て、豪華賞品が当たる抽選会も実施し、家族一緒に楽しむ姿が見られた。
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