
本作はスマートフォンやSNSが当たり前になった現代で、誰もが一度は経験したことのある“送れなかった言葉”をテーマに、6人の女性の人生を描く共感型群像劇。カフェ店員の七波役を演じる八木は、作中で印象に残ったシーンについて、「相手に送ろうとしてメッセージを打っては消してっていうシーンが出てくるんですけど、やっぱり最初に書いた言葉が本音なんだなということを、この作品を通して感じました」としみじみ。

また、自身の言葉に対する意識にも変化が生まれたそうで、「私は何かしてもらったときに『ありがとう』より先に『ごめんなさい』が出ちゃうタイプ。でも、それって相手側からしたら違うのかなということを、あらためて考える機会になりました。これからもたくさんの方と関わって、いろいろな場面で助けていただくことがあると思うんですけど、そのときには『ありがとう』をたくさん使いたいなって思います!」と笑顔を見せた。
取材会には共演の本西彩希帆、富田麻帆、小日向美香、北澤早紀、遠藤瑠香も登壇。ダブル・トリプルキャスト制で8月2日まで上演する(八木の出演は29日14時~/19時~)。

八木は最後に、「送りたくても送れなかった言葉がある人ほどすごく刺さる作品。自分が送れなかった言葉への後悔と照らし合わせたり、重ねたりしながら一緒に楽しんで見ていただけたらいいなと思います。そして、見に来てくださった皆さんの未送信フォルダがいつか動いて、届くべき人に届いたら嬉しいです」とアピールした。

僕青の中心メンバーとして歌とダンスでファンの心を動かしてきた彼女が、言葉だけで表現する新たなステージに注目したい。








取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧

