片山さつき財務相は2026年7月30日、自身のXを更新。「失われた28年を取り戻す」とポストしたが、批判が寄せられている。

「他人事のように『失われた28年』と言うが...」
同投稿には、片山氏の7月28日の閣議後会見の様子を映した動画が添付されており、「経済を徹底的に活性化して、投資をブーストさせ、成長のボタンを押し続けることについて、資することなら何でもやる、という意味では私は(高市早苗首相と)全く同じです」「今回、この一連の政策で失われた28年を総理と一緒に取り戻そうと思っています」とコメントしていた。
片山氏の「失われた28年を取り戻す」という発言に対し、芥川賞作家・平野啓一郎氏は「他人事のように『失われた28年』と言うが、その大半の時間、政権与党だった自民党の大失政の結果だろう。いかに自分たちが無能だったのか、そういう反省はないのか?」と痛烈に批判する。
ほかにも、「失わせた張本人が何をおっしゃるのか」「お前らが原因だろ」など、自民党政権の失策が「失われた28年」を作り出した要因であると指摘される。安倍晋三元首相をはじめ、「悪夢の民主党政権」という言葉を口にする自民党議員は少なくなかったが、民主党政権は09年から12年までの約3年間のみ。近年の大半は自民党政権だった。そのため、他人事のように「失われた28年を取り戻す」と発言したことに違和感を持つ向きもある。