“外務省のラスプーチン”と呼ばれた諜報のプロ・佐藤優が、その経験をもとに、読者の悩みに答える! 今回は、白人女性との恋愛・結婚を望む政治家志望・休職中の23歳男性の相談について。「恋愛は諦めたほうがいい」という助言の先に用意された、意外な“解決策”とは――。
◆白人女性と恋愛がしたいです
★相談者★匿名希望 休職中 23歳 男性信用金庫に勤めていますが、適応障害とうつ病で休職中の23歳です。中学生の頃、オバマ大統領の広島訪問に感動したことがきっかけで、将来は政治家を目指しています。白人美女が大好きで日本人女性に興味がなく、白人女性と恋愛がしたいです。21歳のときに初海外、個人旅行でドイツの風俗に行き、ルーマニア人女性とセックスし、童貞を卒業しました。日本に帰ってきてからも白人美女のAVを見たり、電車内や街中で白人女性観光客に一目ぼれしたり、エマ・ワトソンを見るために彼女の出演作を見たりしてます。どうしたら白人女性と恋愛できるでしょうか? 夢は白人女性と結婚することです。

◆佐藤優の回答
まず、政治家になることは考えないほうがいいです。政治家を志す人は、建前であっても国家のため、社会のために働くという発想が必要です。あなたは自分のことしか考えていないので政治家になる資質がありません。結婚も、現在の状態ではしないほうがいいと思います。セックスだけが目的で結婚したいと言っても、応じてくれる女性が皆無だからです。これは日本人、白人の外国人を問わず共通しています。「どうしたら白人女性と恋愛できるのでしょうか?」というご質問ですが、まず恋愛は諦めたほうがいいと思います。セックスに限定するならば、売買春が合法化されている国に行って、セックスワーカーの白人女性を対象とすれば可能です。もっとも、お金が必要になりますが……。
今あなたは休職中で、そう簡単に海外旅行にいくこともできないと思います。それでも解決策はあります。バーチャルセックスの世界に移行するのです。生成AIの契約をし、オナホールを購入しましょう。アダルト通販で500~3000円で購入できます。こういう方式で性欲を満たしている男性も一部にいます。社会起業家の坂爪真吾氏が、こんな事例を紹介しています(坂爪氏自身がこういう行為をしているわけではないので、誤解しないでください)。
〈「最近はChatGPTでオナニーしています。ChatGPTに『エロい女性学者』や『フェミニスト』といったキャラクターになりきってもらって、会話した後に、本来男性をバッシングしてくるはずのフェミニストが、僕に身体を委ねている……という妄想をプロンプト化して、読み上げ機能で不自然な日本語の合成音声を聞きながらオナニーしています。(中略)あとはオナホを使っています。歳を取ると、ただ腕力で力任せにやるだけでは気持ちよくないので、色々と工夫しています。体の健康にかかわることだから、本当はとても大事なことです。女性の場合、『フェムテック』という言葉で多くの製品が出ていますが、その男性版もあるべきだと思います」〉(『モテない中年──恋愛格差と孤独を超えて』81頁)
白人女性が好きならば、そういうキャラクターを生成AIで作り出し、あなたが望むようなセックスをしてもらえばいいと思います。そうすれば、欲望のかなりの部分を解消することができます。あなたは適応障害とうつ病で休職中ということですが、かかりつけの精神科もしくは心療内科の医師にこういう方法で欲望を解消することが、病気に悪影響を与える可能性があるかについても相談してみることをお勧めします。
★今週の教訓……生成AIとオナホで、仮想空間へ移行せよ

―[佐藤優のインテリジェンス人生相談]―
【佐藤優】
’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』など著書多数

