『伊勢廣』の70年続く名物ランチ「焼き鳥丼」。本店では11時前から並ぶ大人気メニューが赤坂の新店『伊勢廣 赤坂山王店』でもいただける。
まだ知られていないランチの穴場、ぜひいまのうちに訪問を。
京橋本店には連日大行列が!
1921年創業、時代を超えて愛され続ける京橋の『伊勢廣』。そんな老舗の超ロングセラーが、ランチの焼き鳥丼だ。
誕生は約70年前。昼に親子丼を出したところ大人気メニューとなったが、2代目店主は「焼き鳥屋なのだから焼き鳥で勝負しなければ」と親子丼の提供を終了。
代わりに始めたのが、この焼き鳥丼だ。
長く京橋の名物として行列が絶えないが、今年4月に開業したばかりの『伊勢廣 赤坂山王店』でも同じ丼を味わえることは、まだあまり知られていない。
焼き鳥丼を注文すると、通常の串と同じく近火の強火で鶏が焼かれていく。
元々は鶏肉の販売店。「氏より育ち」を信条に目利きで鶏を厳選し、京橋店出身の職人が火入れする。それを丼で待つのは飛騨高山産コシヒカリ。
ほかほかの米にたれをかけ、海苔を散らし、焼きたての串を着地させて串を抜く。「葱巻」や「団子」「皮身」などが並ぶ「5本丼」の、欲望を煽る迫力たるや。
口にすれば「米は焼き鳥の舞台」と話す3代目の言葉を実感するご馳走なのだ。
― POINT ―
肉の旨みを立てる厳選したコシヒカリにもハマる
『伊勢廣』では食材をブラインドテイスティングで決定し、米も然り。奥飛騨「和仁農園」が育てるコシヒカリは、粒の輪郭が際立ち、程良い甘みを含む。
― POINT ―
独自の大ぶりなスタイルは、ひと口の満足度が高い
「5本丼」(¥2,800)には、姥目樫備長炭で焼き上げた「葱巻」「団子」「ささみ」「もも」「皮身」が並ぶ。「3本丼」(¥1,800)でも食べ応えあり。鶏スープ・お新香付き。
― POINT ―
シンプルで深みのある伝統のたれがやみつきに
醤油とみりんを1:1で配合するたれは、戦後から大切に継ぎ足しているもので、くぐらせた串の旨みが溶け込んでいる。丼の米にかけるたれも同じ配合。
個室が充実の赤坂山王店は、お忍びディナーにもちょうどいい
使い勝手の良い個室も充実。
夜のコースは7本(10品)¥8,000~。
たれが隣の串につかないよう傾斜をつけた特注の皿で提供される。
暖簾に描かれた鶏は創業者の妻が描いたもので、店名は2代目の妻の字。
店内にある昭和時代のミニチュア店舗も必見!
▶このほか:まだまだある!押さえるべき艶めく焼き鳥店


