切なる願いを夜空に浮かべた、ドローンショー
夜の帳（とばり）が下りる頃、イベントの舞台は行幸通りへと移る。ドローンショーの点灯式にスペシャルゲストとして現れた小池百合子都知事の胸元には、ピンクリボンのバッジが光る。
東京都の「乳がん検診の受診率」について「おおよそ50％程度で、この10年間では20％ほどアップしました。ですが、60％以上の受診率を目標にしています。乳がんは早期発見と治療によって、90％以上が治癒すると言われているので、より多くの方に受診いただき、自身で確認するところから始めてほしい」と語った。
こうして、ELCジャパン合同会社の職務執行者社長であるジェームズ アクィリナとともに、360機のドローンを一斉に点灯。およそ15分にわたって、夜空をピンクに染めた。
支援製品の購入で乳がんのない世界へと近づける
同日より「アヴェダ」「ボビイ ブラウン」「クリニーク」「エスティ ローダー」「ジョー マーローン ロンドン」「トム フォード ビューティ」の6ブランドでキャンペーンを支援する限定製品も販売。収益金の一部はJBCRG（Japan Breast Cancer Research Group）や米国乳がん研究基金（BCRF）を通じて、医療研究に役立てられる。
美しくなることが、誰かの健康を守る力にもなる。ヘルシーな未来への鍵は、私たち一人ひとりの手の中にある。
text: Mako Matsuoka
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