29歳経営者が、3ヶ月で結婚を決意した理由。初デートからケンカまで、彼の心を動かした彼女の態度とは

29歳経営者が、3ヶ月で結婚を決意した理由。初デートからケンカまで、彼の心を動かした彼女の態度とは

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで...この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

― あの時、彼(彼女)は何を思っていたの...?

誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。

さて、今週の質問【Q】は?

▶前回:年収1,000万超の28歳男性が恋愛で空回りするワケ。「モテるはず」の過信と落とし穴


流星と出会ったのは、偶然のようで必然だったのかもしれない。

身長180cm、29歳で将来有望なスタートアップ企業の経営者。犬系の顔立ちで可愛らしさとかっこよさがミックスしている流星がモテることは、誰の目から見ても明らかだ。

そんな流星から、私は今プロポーズをされている。

「交際期間はまだ短いけど、亜紀ちゃん、結婚して欲しい」

答えはYESに決まっている。

そもそも私たちはまだ交際して3ヶ月しか経っていない。それなのに、どうして彼は“結婚”を決意してくれたのだろうか。

Q1:初デートで、男が惚れた女の言動は?


流星とは、ゴールデンウィークに友人が有明で開催したBBQで出会った。

男女合わせて10名くらい参加していたが、そんな中でも流星はかっこよくて目立っていた。

だから、周りの女性陣も完全に目がハートマークになっていた。

そして、実際に話してみるととても気さくで性格まで良かった流星。

「亜紀さんは、何のお仕事をされているんですか?」
「私は、医療系の仕事です」
「へぇ、そうなんですね。すごい」
「いえいえ、全然ですよ。流星さんは?」

見た目もかっこよくて条件もいい、そして優しい流星のことを嫌いになる女性なんているのだろうか、と思ったほどだった。

BBQの後、みんなで飲みに行くことになった。そこでさらに流星と話が盛り上がり、自然な流れで次は二人で会う約束をした。

流星は、恵比寿にある『喜鈴 別邸』の個室予約してくれて、BBQから1週間後に初デートをすることになった。


少しドキドキしながらお店のドアを開けると、既に流星は席に座っていて笑顔で迎えてくれた。

「亜紀さん、また今日は雰囲気違いますね。可愛い」

会って早々に“可愛い”なんてストレートに言ってくるあたりが、ズル過ぎる。

「この前はBBQだったし、だいぶカジュアルだったので…」

今日は白のノースリーブのトップスに、黒のシンプルなパンツにした。この綺麗めコーディネートが流星にハマったのか、最初から彼はとてもニコニコしている。

「亜紀さんから『焼き鳥がいい』って聞いた時、何か嬉しかったんですよ」
「そうなんですか?」
「…もっと高級な感じのモノを言われるかと思ったので」
「どんなイメージなんですか(笑)」

初めて二人で食事へ行くのに、とても自然な感じで会話が進んでいく。

「じゃあ流星さんは静岡出身なんですね!大学から東京に?」
「そうなんですよ。亜紀さんは?」
「私は東京生まれ東京育ちなので、逆に田舎がなくて羨ましいです」
「静岡、いい所なんで今度機会があったら案内しますよ!」
「本当に?行きたい」

タレでいただく「レバー」を食べたりしながら、お互いのことをたくさん話した。


楽しい時間はあっという間に過ぎていってしまい、気がつけばお会計の時間になった。

「いくらでした?」
「ここは僕が支払いますので、大丈夫ですよ」
「いいんですか?ありがとうございます!ご馳走さまです。じゃあ…もし良ければ、もう1軒行きませんか?この近くに、行きつけのお店があるんです」
「もちろん!行きましょう」

こうして、私は少し雑多だけれど美味しい居酒屋へ流星を連れて行った。

「亜紀さん、意外に渋いんですね」
「ここ、見た目はあれですが…(笑)。味もコスパも最高なんです。とりあえずビールでいいですか?」
「もちろん」

結局この日。気がつけば24時過ぎまで、ダラダラと少しつまみを頼みながら、ずっと喋り続けていた。

「亜紀さん、また会えませんか?」
「はい。私もそう思ってました」

こうして解散した翌週、私たちは自然に交際する流れになっていた。

Q2:男が結婚を決意した理由は?


交際してからも、私たちは変わらず仲が良かった。

かっこいいし優しい流星が自分の彼氏になったことが嬉しくて、思わず人に自慢したくなる気持ちもあった。

でも、今は流星の仕事が忙しいのも知っている。

だから極力出しゃばらないようにしつつ…会えた時は全力で楽しんだ。

「亜紀ちゃん、来週末は何してる?」
「来週末だと…土曜は空けているよ!日曜は、友達と約束しちゃって」
「そっか。じゃあ土曜は会おうよ」

彼とは週末に会うことが多かったけれど、予定がわからない時は基本的に自由にしていた。

「土曜なんだけど、見たい映画があるから、映画に行ってからのご飯は?この前インスタで見て、気になっていたお店があるの!流星、ベトナム料理って食べられる?」
「パクチー抜きだったら…(笑)」
「そうだ、ごめんパクチー苦手だったね。じゃあもう一個別の気になっているお店へ行こう!そこは絶対、パクチー出てこないから」


デートのテンションが、お互いに似ている点は助かった。行きたい所はサクサク決まるし、家時間と外で遊ぶ時間のバランスが良い。

それは流星も感じてくれていたようで、土曜日のデート中、まったく同じことを言ってきた。

「亜紀ちゃんといると、楽だな〜。やりたいことが似ているというか、変に気を使わなくていいというか…」
「わかる!流星といると楽なんだよね。楽しいし」
「だね」

こうして楽しく過ごしていた私たち。でも交際2ヶ月目に初めてケンカをした。

流星の家に遊びに行くと、玄関先に大量の段ボール箱が届いていた。

「これ、どうしたの?」
「色々と買っちゃって」
「また?流星、何も考えずにポチりすぎだよ」

そう言うと、流星は明らかにムッとした顔になった。

「頑張って働いてるし、これくらい良くない?」
「それはそうだけど…」

たしかに、流星のお金だから、私がとやかく言う筋合いはない。でも、どうも気になったので、私も引き下がらなかった。


「もちろん、流星が頑張って働いているのは知っているけれど、必要ない物が増えていくのは、どうなんだろう。お金は湯水のように湧いてくるものでもないんだし、ちゃんと考えて使ったほうがいいのかなって私は思うよ」
「わかってるよ」

しかし、ここからが私たちの良いところだった。

結局数分後、この話し合いはあっけなく終わり、また全然違う話をし始めて気がつけばすっかり仲直りしていた。

「今日の夜ご飯、何にしようか」
「とりあえず買い物行く?この前払ってくれたから、今日は私が払うよ」
「ありがとう」

こうしてスーパーへ二人で一緒に買い物へ行き、家でのんびり過ごすという、幸せな週末になった。

特別なことは、何もしていない。

普通に楽しく過ごしていただけだった。

しかし、結果として交際してわずか3ヶ月で、急にプロポーズをしてきてくれた流星。家の更新が近かったわけでもないし、特別なイベントも特になかった。

最強ハイスペ男の流星が、どうして結婚を決めてくれたのだろうか?


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▶NEXT:8月9日 日曜更新予定
引くて数多のモテ男が結婚を決めた理由は?

配信元: 東京カレンダー

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