81回目の「長崎原爆の日」となる2026年8月9日、高市早苗首相が被爆者団体の代表者らと面会した際の「態度」をめぐり、「態度が悪い」「人の話を聞く態度じゃない」などと批判する声がSNS上で相次いでいる。中道改革連合の小沢一郎前衆院議員や、社民党の大椿裕子前参院議員らが批判したほか、芥川賞作家・平野啓一郎氏(51)も言及した。

約30秒の場面がSNS上で拡散
SNS上で拡散したのは、被爆者団体の会長が要望書の趣旨を述べている際の高市氏の様子だった。生中継していたニコニコニュースの映像が切り取られ、約30秒の場面に批判の声が相次いだ。
それは、会長が「今日、高市総理大臣は長崎の原爆資料館を見学されました。いま国会議員の中で、戦争体験者や戦争を知らない人たちが大部分を占めています。是非お帰りになったら、広島・長崎の原爆資料館を見学されることをお勧めください。ありがとうございました」と結びの言葉を述べる場面だ。
拡散した動画では、高市氏は手元の資料に目を落とし、顔の向きをあまり変えないまま会長に視線を向けていた。会長が「ありがとうございました」と締めくくると、高市氏も会釈をし、再び資料に目を戻していた。
なお、この場面以外では、会長の要望を聞きながら、高市氏が資料にメモを取る様子もみられた。また面会が終了した後、高市氏が被爆者団体の代表者ら一人ひとりに話しかけに行く様子もみられた。
この動画に対し、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は10日にXを更新し、「悲しい」と一言コメント。また、小沢氏も10日、「目は口ほどに物を言う」と批判。大椿氏も10日、「被爆国の総理にあるまじき態度」などと指摘した。そのほか、「態度が悪い」「人の話を聞く態度じゃない」などと批判する声も相次いでいる。
平野氏も9日、拡散した動画を引用リポストしたうえで、「こんな態度、あるのか? どうかしてる」と猛批判した。