◆半年だけ働き、残り半年は好きなことに没頭する生活とは?
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そう話すのは、フリーでビジネスコンサルタントなどをする村上アシシ氏(47歳)だ。サッカーの“プロサポーター”として知られる彼は、ある意味、新しい無職ライフを長年実践する先達とも言える。
「昔は『20代で年収1000万円を稼ぎたい』なんて言ってたんです。けど、’05年にサッカー観戦で訪れたドイツやその後に語学留学したカナダで会社員以外の自由な人々との交流を通じて価値観が変わりまして。留学先から当時勤めていたアクセンチュアにメールで退職願を出して、会社員生活とオサラバしました」
村上氏の場合、コンサル業のほかに元は趣味だったサッカー観戦まで“稼ぎ口”に変えている。その経験から「会社を辞めて好きなことに没頭しても、いつしかそれで稼げるようになる」とエールを送る。
「『努力は夢中に勝てない』という言葉がありますが、単に稼ぐための『努力』より、好きなことに没頭する『夢中』のほうが熱量が圧倒的に大きい。好きなことをSNSなどで発信し続けると、いずれ変化が起こります。
僕のプロサポーターとしての活動も最初は自腹で向かった遠征先の情報を無料で発信していただけ。次第に数千人に膨れ上がったコミュニティから『お金を取ったほうがいい』との声が上がり、有料化できたんです。最初からマネタイズを狙っていたのではなく、好きでやっていたら稼げるようになった」
◆仕事を辞めたいと考えている同世代へのアドバイス
そんな村上氏は、仕事を辞めたいと思いつつ無理して働く同世代に「これまで積んできた社会人経験は稼ぎの土壌になる」とアドバイスする。「40、50代ならマネジメント経験を持つ人も多いし、それだって十分な稼ぎのタネになる。今までの経験値は言わば『得意なこと』です。今後はさらに『好きなこと』も収入に変える工夫をしてみてください。そうすれば両輪で稼ぐ仕組みができてきます」
また、現在はリモートワークの普及で自由な生活がしやすくなっているという。
「子育てを機に地方に移住したら、家賃は東京の3分の1に減り、フリーランスでもマンションが買えました。さらにリモートで地方から東京の案件を受注したりもできる。とはいえ、会社という後ろ盾がない分、コロナショックのような景気悪化の影響はモロに受けます。だから、小さくても複数の収入源を持つことが重要。僕も4足ほど“わらじ”を履いている状態ですから」
好きという圧倒的な熱量は、時に人生を変えるのだ。
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アクセンチュアを経て現職。2児の父。共著に『世界一蹴の旅~サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記~』(双葉社)など
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