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「疲れてるから無理」満員電車で“優先席を譲ってほしい”と頼んだ妊婦が絶句した、若い男性のひと言

「疲れてるから無理」満員電車で“優先席を譲ってほしい”と頼んだ妊婦が絶句した、若い男性のひと言

◆勇気を出して声をかけた結果…


優先席
 妊娠7か月のとき、母親と会うために電車を利用していた木村奈々さん(仮名・30代)。お腹が目立つようになり、なるべく優先席の近くに立つようにしていたという。

 その日は朝の通勤ラッシュ。座席はすべて埋まり、木村さんは優先席の前に立った。

「体調がすぐれず、足の付け根に鈍い痛みを感じていたんです」

 目の前の席には、若い男性がスマートフォンを見ながら座っていた。疲れた様子がないように見えたため、思い切って声をかけたそうだ。

「すみません。妊娠しているので、座らせていただいてもいいですか?」

 男性は一瞬だけ顔を上げたが、「え? 僕、ちょっと疲れているので」とだけ言い、再びスマートフォンに視線を落とした。

◆優先席の意味を理解してほしい


 返す言葉も見つからず、木村さんはその場で唖然としたという。周りの乗客たちも会話を聞いていたが、誰も口を開こうとはしなかった。

 木村さんは、「きっと事情があったんだろう」と思うようにしたが、勇気を出して声をかけた結果、断られたという事実が心に残ったようだ。

 その日以来、できるだけ混雑を避け時間をずらして乗車するようになったが、優先席の前に立つたびに思い出すという。

「優先席がなぜ設けられているのか……。その意味をもう一度、みんなに理解してほしいです」

 電車では個人のマナーが大いに問われる。だが、不快に感じても声をあげにくい空気があるのは事実だ。自分の何気ない行動が周囲の迷惑になっていないか、あらためて意識する必要があるだろう。

<取材・文/chimi86>

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
配信元: 日刊SPA!

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