神戸市の老舗洋菓子店「メゾン・ド・デセール」が2026年7月19日、ケーキの「種の取り残し」をめぐる客とのエピソードをXで明かした。

「取り切れていなかったと思われます」
メゾン・ド・デセールは、神戸市須磨区の板宿駅前に店舗を構える洋菓子店だ。創業43年の歴史を持つ老舗で、生ケーキや焼き菓子などを販売。SNSアカウントによると、地名を冠した「いたやどロール」でも人気だという。
同店はXで、来店した客から「毎年お宅でデザートメロンをいただいているんですけど...今年買ったメロンの中に、種が残ってて...」と声をかけられたと明かした。
「デザートメロン」は、同店が初夏限定で販売している生ケーキだ。過去の投稿によると、ソフトボール大のプリンスメロンを丸ごと使ったもので、メロンの皮を器に見立て、中にはカスタードクリームとフルーツがたっぷり詰まったスイーツだという。
客の申し出を聞いたスタッフは、「申し訳ございません。メロンをくり抜いた時にワタと種が残らない様に取り除くのですが、取り切れていなかったと思われます」と謝罪。
しかし、客は「いや、今日はそんな事を言ってもらうつもりで来たんじゃないんですよ」とクレームを否定したという。
「デザートメロン史上初(四半世紀)の出来事で驚きました」
「これを見てちょうだい もう嬉しくって...」との言葉とともに見せられたのは、立派に育ったメロンの苗の写真だった。
スタッフは「何と! そこには生まれ変わったプリンスメロンの姿が有りました」と驚きをつづり、「#生命力」とのハッシュタグを添えている。
投稿では、石畳の上に置かれたプランターと、大きく茂ったメロンの苗の写真が公開されている。スマートフォンの画面を撮影した画像では、小さなメロンが実っている様子もあった。
投稿を見た人からは、「素敵なお話!」「ほっこりするし、ケーキもおいしそう」などとする声があがっている。
スタッフは、リプライで「異物混入のクレームか?! と焦りました」とも告白。「デザートメロン史上初(四半世紀)の出来事で驚きました」と明かしている。