3.放課後等デイサービスの給料(職種別)
に掲載されている求人から放課後等デイサービスの賃金相場を算出しました(2023年8月時点)。なお、残業手当など月によって支給額が変動する手当は集計対象外のため、実際に支払われる賃金はこれより多くなる可能性があります。
| パート・バイト (時給) | 正職員 (月収) | 正職員 (年収) | |
|---|---|---|---|
| 児童発達支援管理責任者 | 1,421円 | 31万1,630円 | 436万2,820円 |
| 児童指導員 | 1,193円 | 24万2,767円 | 339万8,738円 |
| 保育士 | 1,238円 | 24万7,779円 | 346万8,906円 |
| 作業療法士 | 1,522円 | 28万518円 | 392万7,252円 |
| 理学療法士 | 1,534円 | 28万2,589円 | 395万6,246円 |
| 言語聴覚士 | 1,640円 | 28万2,509円 | 395万5,126円 |
| 公認心理師/臨床心理士 | 1,419円 | 27万3,353円 | 382万6,942円 |
| 看護師/准看護師 | 1,641円 | 27万8,441円 | 389万8,174円 |
4.放課後等デイサービスのニーズと今後
2012年の創設以来、放課後等デイサービスの事業所数と利用者数は増加し続けています。この背景には、障がいの診断基準の見直しにより障がい児と診断される子どもの数が増えたこと、障がいに対する世間の理解が進んだこと、働く女性が増えたことなど、さまざまな要因があります。

新規事業所が次々にオープンするなかで、療育的なサービスが乏しく、学習塾や放課後児童クラブ(学童)のような活動をしている施設や、単なる預かりになってしまっている施設などについて、放課後等デイサービスの本来の目的を見失っていると問題視する意見も出ています。厚生労働省は「障害児通所支援の在り方に関する検討会」を開き、今後の法改正に向けた検討を進めています。
課題はありながらも、さまざまな活動を通じて療育に携われるのが放課後等デイサービスで働く魅力です。ジョブメドレーでは放課後等デイサービスの求人を3万件以上掲載しています(2023年8月現在)。特定のキーワードで検索もできますので、ぜひあなたにあった職場を探してみてください。
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- e-Gov法令検索|児童福祉法
- 厚生労働省|児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準
- 厚生労働省|放課後等デイサービスガイドライン
- 厚生労働省|障害児通所支援の在り方に関する検討会

